「ぼく、なまか!」 「それを言うなら、仲間だろい。」 「なまか!なまか!みーんな、かじょくー!!」 仲間のこと、なまかと言いながら嬉しそうに笑うに、先程まで険しい表情をしてたマルコも自然と頬が緩む。 それにしても、ついさっきまで泣いていたとのに、今はこんなに笑っているとは… 本当に子供とは分からない生き物だ。 乗組員一同は、の姿を見つめながらそう思った。 「ぼく、!よろしゅくおれがいします!!」 ウシシシ…と、子供特有の幼い笑い方をしながらは頭を下げた。 今日から、僕もなまか!