西日本鉄道は、福岡市中央区天神で運営する商業施設「ソラリアプラザ」と「天神コア」を改装する方針を決めた。3月に開業した新しい博多駅ビル「JR博多シティ」に対抗するため、天神地区の2施設の集客力強化を図る考えだ。
西鉄によると、ソラリアは改装に数十億円、天神コアは約6億円を投じる見込み。新装オープンの時期はソラリアが12年度以降、天神コアは今年9月中旬になる予定。改装に向けたプロジェクトチームを近く発足させる。
ソラリアは地下3階地上17階建てで、延べ床面積6万3928平方メートル(テナント127店)。昨年9月に60店舗を入れ替えるなど約2億円をかけて改装したばかりだが、博多シティ内の専門店街「アミュプラザ博多」と同じテナントもあり、顧客獲得競争は予想以上に厳しかったという。
博多シティの開業後、博多駅-天神間のバス利用者は約3割増えた。西鉄関係者は「博多駅から天神に人は回遊しているが、買い物につながっているとは限らない。博多シティと差別化を図る必要があると判断した」と再改装の理由を話す。
天神コアは地下2階地上8階で、延べ床面積2万3892平方メートル(135店)。内装を一新するほか、約10店を新しく導入する予定。【小原擁】
毎日新聞 2011年6月9日 西部朝刊