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【社会】

福島原発取水口でストロンチウム 地下水からも初検出

2011年6月12日 21時37分

 東京電力は12日、福島第1原発の取水口付近の海水から、最高で法令の濃度限度の240倍の放射性ストロンチウムを検出したと発表した。1、2号機付近の地下水からも検出され、いずれも今回の事故の影響と考えられるとしている。

 経済産業省原子力安全・保安院によると、ストロンチウムは第1原発の放水口付近や沖合などで、濃度限度以下が検出されたことはあったが、地下水からは初めて。

 東電によると、検出されたのは1〜4号機の取水口付近と、放射性物質の拡散防止のため2、3号機の取水口近くに設置した「シルトフェンス」内側の計3カ所で、5月16日に採取した海水。

 半減期が約29年の放射性ストロンチウム90が濃度限度の53〜240倍、同約50日のストロンチウム89が26〜80倍で、保安院は「魚介類への影響を注意深く調べる必要がある」としている。

 一方、地下水のレベルはストロンチウム90が1立方センチ当たり6・3〜0・022ベクレル、ストロンチウム89が同19〜0・078ベクレルだった。

(共同)
 

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