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日興アセットマネジメントのマネージャー向け教材が泣ける 

運用会社の日興アセットマネジメントのWEBサイトに、投信販売現場のマネージャー向けの教材が公開されています。

日興アセットマネジメント
投信上司・応援レター BOSSヨミ

Vol.1 投信が本来持つ極めて珍しいお客様との関係
Vol.2 為替の原理原則
Vol.3 分配金利回り≠ファンドの運用利回り
Vol.4 「分配原資」という専門用語の“罪”
Vol.5 株式の原理原則
Vol.6 債券の原理原則
Vol.7 REITファンドの原理原則

『投信販売現場のマネージャーである「投信上司」の方に特に知っておいていただきたい「投信の仕組みやマーケットの知識」について、4コママンガをまじえてお届けします』
との紹介のもと、上記の各テーマが分かりやすくまとめられています。
これを読んで、どうお思いになりますか?

「なるほど、勉強になる!」
と思われるかたもいらっしゃると思いますが、
「投信販売現場のマネージャーにこのレベルの教材が必要なの?」
と驚かれるかたもいらっしゃると思います。

株式の原理原則が「短期の株価は需給で動くが、長期の株価は企業の利益で決まる」とか、REITファンドの原理原則が「REITファンドが直接不動産を持っているわけではない」とか。
特に、「分配金利回り≠ファンドの運用利回り」ということが2回にわたって取りあげられていますが、それだけ現場の販売員が分かっていないということかもしれません。

投信販売現場のマネージャー向けの教材としてどうなのかということは置いておいて、よくまとまっているので、学べるところだけ学ばせていただこうと思います。

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コメント

これ、読んでみましたが日興の名折れになってしまってる
と感じたのは私だけでしょうか…
まぁ、本来は
「ファンドマネージャー教材を公開します!」
と言う餌をぶら下げておいて初心者投資家を集めるつもりだったんでしょうけど
さすがにこれはどうかと…^^;
  • [2011/06/12 21:30]
  • URL |
  • 名無しさん@お金ちょっぴり。
  • [ 編集 ]
  • TOP ▲

どうなんでしょうか?

賛否はともかく、面白い教材ですね。
中でも「投信が本来持つ極めて珍しいお客様との関係」ではお客様と証券会社がお互いにWIN-WINの関係になる筈なのに、今の投信の現状を考えるとやたらと投信に関するクレームやお客様に飽きられると言う不幸な歴史が今でも続いています。
それから「為替の原理原則」については1973年から為替の各国のデータを見ているのですが、現時点で円に対して強くなっているのはスイスフランだけです。
結局は円高⇒円安⇒円高・・・を繰り返しながらも高金利通貨は下落している歴史があります。
昔は400円以上もした豪ドルも今では80円台と言う状況を知っている人は意外と少ないと思います。
流石にマネージャー向け教材と言えども、この事実は書けないのでしょうね。

いい教材だと思いますよ

現場マネージャーならこのレベルの内容は常識です。しかし、自分の知識を新卒の新人ちゃんに教えるのは難しい。現場では、素人を数ヶ月で一人前の戦力にしなきゃならんので、こういう教材が必要とされます。
日興AMにとっては、銀行などの販売会社が、直接の顧客です。小規模で自前の教材作成が難しい金融機関にはありがたいでしょうね。

基礎の基礎は、どんな仕事でも大事だからね。それに、自分で分かっていることを、分からない人に説明するのは簡単じゃない。この2つをクリアしてる教材といえるでしょう。

コメントに業界人が混じっているっぽいですね。
本当に「このレベルの内容は常識」の現場マネージャー向け教材なら4コママンガはいらないわな。指導要領がまとまっていればいいわけで。
これは、部下の指導応援ツールの体裁をとりつつ、さりげなくマネージャーも教育している優しい教材だと思います。

個人的にはマネージャだからこそ、このレベルの教材だとも思います。

元ネタの『投信上司』にもありますが、上司となると、投信に関わったことが無い人が上司になっているパターンも多いようですね。

●課長の大半が非協力的。「投信で時間を使うのはもったいない」とはっきり言われた。
●そんなものは早く片付けて融資を!
●上司自身は投信等の販売に興味がない。収益額ばかり気にしている
●投信販売などを馬鹿にしている

上記が現場からの上司評で、これが現場の上司の実像のようです。

銀行などのメインストリームを行く人たちにとっては投信なんて知る必要も無いどうでもいいものだったということで、残念ながら仕方ないのかもしれません。

「現場の販売員が分かっていない」じゃなくて、「顧客が理解できていないことをわかってない」を防ぐための資料じゃないですか?
まあ、これ自体教材と言うよりも社内報のようなちょっとした読物だと思いますけど。

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