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宮崎、東洋王座V2も「情けない」

 見せ場を欠く判定勝ちに反省の弁の王者・宮崎
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 見せ場を欠く判定勝ちに反省の弁の王者・宮崎

 「東洋太平洋Lフライ級タイトルマッチ」(12日、IMPホール)

 王者・宮崎亮(井岡)が同級15位のドニー・マバオ(フィリピン)を3-0の判定で下し、2度目の防衛に成功した。3連続KO中の宮崎だったが、この日は動きに精彩を欠き、下位ランカー相手にダウンを奪うこともなく平凡な判定勝ち。「情けないの一言です。チャンピオンのボクシングじゃなかった」と肩を落とした。

 現在Lフライ級のWBA5位、WBC4位にランクされる。大阪・興国高の同級生でジムメートでもあるWBC世界ミニマム級王者・井岡一翔(井岡)に続き、この試合の内容次第では世界への声も出てくるところだったが、アピールに乏しい内容。「チャンスがあれば次にでもやりたい。(WBA王者のローマン・)ゴンサレスみたいな強いヤツとやりたい」と本人の威勢はいいが、井岡ジムの井岡一法プロモーターは「内容が悪かった原因は急激な減量。この内容ではねぇ…」と、試合前の体重管理も含めて不満顔。次戦は今秋に東洋王座のV3戦を行うことが濃厚となった。

(2011年6月13日)

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