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韓笑!陣内智則、韓国で海外初ライブ大ウケ

 初の海外ライブを行った陣内智則=韓国・ソウル
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 初の海外ライブを行った陣内智則=韓国・ソウル

 お笑いタレントの陣内智則(37)が12日、韓国・ソウルで海外初ライブを行い、600人のファンから大爆笑を浴びた。スクリーンを駆使した得意の映像ネタ9本を繰り出し、そのうち3本は韓国語で披露。人気K‐POPユニット「少女時代」をネタに取り入れるなど、韓流アレンジを施して爆笑を誘った。「日本ではあんな歓声が起きないので、うれしかったです」と上々の世界デビューとなった。

  ◇  ◇

 笑いに国境なし”を陣内が証明した。

 満員御礼となった600人収容の会場は8割以上が地元の韓国人ファン。完全アウェーだった。しかし、陣内がステージに上がると大歓声が沸き起こり、瞬く間にホームの雰囲気に包まれた。

 披露した映像ネタ9本のうち、3本は韓国語バージョン。本番直前まで頭にたたき込んだ韓国語のセリフが記憶から飛び、何度も言い直すハプニングもあった。しかし、それもまた客席に笑顔をもたらした。日本語のネタにはスクリーンに字幕をつけ、言葉の壁を乗り越え爆笑を生んだ。

 ネタでは「少女時代の誰が好きですか?」と話したり、「鼻をトッポギ(韓国のおもち)のように整形してください」という“韓流ボケ”も織り交ぜ、現地ファンのハートをわしづかみ。ネタの合間の暗転時にも手拍子は鳴りやまなかった。

 トークコーナーでは、日本でも人気の韓国人俳優、カン・ジファン(34)がゲスト出演。陣内の芸人魂に触発され、罰ゲームでワサビたっぷりの寿司をほおばり、ユニークな一面をのぞかせた。

 約2時間のステージを終えた陣内は「いいお客さんで、一緒になって盛り上げてくれました。緊張も和らげてくれたし、やりやすかったです」と熱烈歓迎に感謝した。

 韓国公演が実現したのは、陣内のネタをユーチューブで見た地元のお笑いファンが高い評価を付けたことによるもので、公演の成功は高評価を裏づけることになった。

 韓国公演はワールドツアーの第1弾となり、今後は台湾や中国などでのライブも計画中で、「夢はアフガニスタンでみんなが笑ってくれて、武器を手放してくれること」と“Laugh&Peace”を旗印に掲げていた。

(2011年6月13日)

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