06/11 18:08 更新
北朝鮮に拉致された被害者を取り戻そうと、拉致被害者家族らが参加して11日、全国一斉に救出に向けた活動を行いました。福岡市では救う会のメンバーと、1978年に鹿児島県から北朝鮮に拉致された増元るみ子さんの姉、平野フミ子さんらおよそ15人が、街頭で署名活動とびら配りを行いました。平野さんは東日本大震災の影響で「拉致問題への関心が薄れてきている」と懸念を示し、日本全体でこの問題に取り組むべきと訴えました。平野さんは「地道に市民、国民1人1人に署名をお願いして、1日も早い親との再会を果たしてあげたい」と語りました。この活動は、政府に対して早急に拉致問題解決への取り組みを求めるため、11日と12日全国35カ所で一斉に行われます。集められた署名は、政府の拉致問題対策本部へ提出されるということです。