- 社会2011/02/18 02:32:42
「もうキレました！」氏による、NHKの保守系デモ報道姿勢考察
NHKの労働環境を告発するという「もうキレました！」氏による、保守系デモについてNHKが「中国反日デモの報道内で僅かに取り上げる」形に至った経緯についての考察。氏は特に該報道に携わっていたわけではないようだが、TV関係者の考察として貴重と考え、勝手ながらトゥギャらせて頂きました。
まとめ
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ＮＨＫの官僚主義的職務怠慢について俺が現場で感じた事を話したい。連続ツイートになりそうだ。
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１、ＮＨＫ職員は立場が上になるほど批判を恐れている。一色さんの会見や、日本国内で起きたデモについてゴールデンタイムで報じなかったのも批判を最小限にしたいという意思を感じる。ニュースオーダーを決める立場の人間がどう感じたのか俺が推測してみる。
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２、まず、デモがある程度の規模になってからＮＨＫ関係者は初めて放送するかどうかが頭によぎっただろう。しかし、ＮＨＫは政治に中立でなければならないという意識があるために、特定の思想の人だけが集まっているデモだけを扱う事ができないから様子を見ようという事になるのだろう。
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３、様子を見ているうちに、ますますデモに参加している人数が増えて行き、一般の人も参加するようなデモであるという情報が記者からもあがってきたはずだ。しかし、政治に深い関心のない視聴者に突然デモの様子を伝えれば、なぜ右翼のデモ位をＮＨＫが扱うのかと抗議がくるかもと思ったはずだ。
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４、次に、このデモは右翼団体がやっているのとは違うでもで、一般の人も多く参加しており、参加しようと思えば誰でも参加できるデモだとゴールデンタイムで尺を使って伝えるべきかも頭によぎっただろう。しかし、デモをあおっているのかという批判にさらされる可能性があるので避けたい。
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５、でも全く触れないというのは情報を隠している批判される。そこで、中国のデモのニュースの一部に日本のデモを組み込む事を思いついたのだろう。そして、組み込むためには、右翼団体が行ったデモのように見せる必要性が生まれたのだ。
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６、もし、右翼団体がデモを行ったというイメージでなく、一般国民がデモを行っていると伝えたらどうなるか。それは、中国でデモが起きている事に対して、まるで日本国民全員が怒っているという印象を日本国民と世界にＮＨＫが発信する事になる。
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７、だからこそ、中国でデモが起きると同時に、一部の日本国民、つまり右翼的な思想を持つ国民がデモを行っているという事を伝える事にしたのだろう。子の様な形で、ものすごく消極的な形で情報を選んでいったのだと俺は内部にいる人間として予測する。
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８、このプロセスをたどれば、確かに中立報道なのかもしれない。しかし、情報は結局はどんなプロセスをたどろうと一方向からしか伝えられないのだ。中立報道などは幻想に過ぎない。
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９、日本という国は、貧富の差、宗教の違いや民族の違いを諸外国ほど感じることは少ない。なので、まるで情報が一つの見方で足りるような錯覚に陥ってしまう。しかし実際には無理で、中立だと思って報道している事も、一つの見解であり、菅総理風に言えば最小不満報道に過ぎない。
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１０、一般国民をはじめ、放送局も含めて中立報道など不可能な事を思い知る事が必要なのだ。無理やり国民全員を平等に扱おうとした社会主義がうまく行かないように、無理やり情報を中立にして報道するなど不可能なのだ。ネットのようにテレビも色んな意見をもったテレビ局が混在しなければならない。
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連続ツイートをしてしまった。あくまで俺の予想ではあるが、テレビに関わってきた者として製作を知らない人にどう情報が選ばれているかを示す事ができたのではないだろうか。日本の偏向報道の原因が海外からの圧力というのは簡単だが、病巣はもっと根深いかもしれないと思ったほうが良い。#seiji
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