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連ドラ脚本家「女性で得した」 福井 男女参画フェスで講演

(2011年6月12日午前10時15分)

拡大 「てっぱん」の脚本を見せながら講演する関さん=11日、福井市の県生活学習館 「てっぱん」の脚本を見せながら講演する関さん=11日、福井市の県生活学習館


 6月の男女共同参画推進月間に合わせた「ふくいきらめきフェスティバル」(福井新聞社後援)が11日、福井市の福井県生活学習館で開かれた。NHK連続テレビ小説「てっぱん」を担当した脚本家関えり香さん(越前市出身)が講演した。

 ふくい女性財団の構成48団体でつくる実行委が毎年開いている。記念講演で関さんは「脚本に想(おも)いをのせて」と題し、脚本の一部と実際に放映された「てっぱん」を比較しながら解説した。

 「書いても書いても終わらないハードな仕事だった」とする一方で「役者、演出、小道具、照明など、スタッフ全員でイメージ以上のものをつくってくれた。脚本家になってよかったと思えるシーンが出来上がった」と振り返った。「脚本家として女性で得をしてることが多く、女性ならではの視点を大切にするように心掛けている」とも話した。

 ほかに「地域・コミュニティーの再生は男女共同参画で」などをテーマにしたワークショップ、人形浄瑠璃などの体験講座もあった。式典では、男女共同参画社会づくりの功労者5個人2団体が西川知事から表彰を受けた。

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