温故知新…日本初の立体交差駅…
2005-10-13 23:01:47
テーマ:ブログ
温故知新…並べ替えると『しんおちんこ』。
…やめようか?
ちょっとパ・リーグのプレーオフの結果から立ち直れていないもので…とりあえず部屋から見えるヤフードームが今日はなんだか悲しげ。
というわけで、何にも関係ない話題で今日は書いてみることにしよう。
⇒JRの路線どうしが立体交差になっている駅で思いつくのは、秋葉原駅がわかりやすいですね。首都圏だと…他にはちょっと思いつかない。私鉄とJRの組み合わせならいくつもあるけど。
ま、このような立体交差駅の先駆け、というか…日本で最初にできた立体交差駅が、折尾駅という、北九州市八幡西区にあるこの駅。開業は大正5年で、駅舎も開業当時からのものなのです。
この画像は、駅舎の1階部分。このレンガのアーチの上(2階部分)には九州の大動脈である鹿児島本線が走っています。
鹿児島本線と垂直に交わるのは筑豊本線。
かつては炭坑の街、現在は福岡都市圏・北九州都市圏のベッドタウンである飯塚や直方といった都市を結び、北九州市の小倉や戸畑とは洞海湾をへだてた反対側に位置する若松に通じる路線なのです。
駅の外観写真があったらぜひ見て欲しかったのですが、わりと『折尾駅 駅舎』くらいで検索をかけたらあっさりと写真が見れることと、門司港駅のインパクトには敵わない、ということで、敢えて鹿児島本線の駅舎の内部を撮影してみました。
見ての通り、木造をベースに、梁の部分に古いレールを利用した構造になっています。九州の駅舎は古いものがまだまだ多く残っていて、鳥栖駅とかでもこのような素材を用いた駅舎が見られます。もっとも南九州に行けば大隅横川駅や嘉例川駅のように築100年を超える駅舎も見ることができますからね。
この折尾駅の名物は『東筑軒のかしわめし』。
いわゆる駅弁なのですが、これが駅弁のわりには安くておいしいもので。
…天神の大丸のデパ地下でも買えるので、たまに買ったりしてます。
折尾駅は博多駅から特急で30分くらい。
その特急車両はこちら。駅舎とは不釣合いな、こんな新しい車両が走っています。
どっかで見たことがある、と思った方。鋭いですね。
実はこれはリニューアルされた車両。以前はこんな感じでした。
どちらがいいか、という話はひとまず置いといて…この特急ソニック号は博多から大分を最短2時間で結ぶ特急電車。特急至上主義のJR九州の中でもっともポップなモノと言えるでしょう。最近は白基調のシックな車両が多いですからね。
リニューアルされた内装はこんな感じ。
白木のフローリングになり、ちょっと落ち着いた感じになりました。リニューアル以前の内装はこんな感じだったんですよ。
さすがにね、特に『博多⇔小倉間』はビジネス利用者が非常に多いので、かなり以前の内装は賛否が分かれたとのこと。ま、ちょっと個性が失われた感があるけど…他の地区の車両に比べたらまだまだ十分個性的で、かつ、座り心地はリニューアルされて随分良くなった気がします。
古い駅舎に最新の車両、こんなミスマッチがこの駅の魅力かなぁ、と思ったりします。
…最近、画像の数だけで内容を水増ししてないか?っていう指摘は受け付けませんので。
それでは。
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