前大阪高検次席の玉井英章氏死去
大阪地検証拠改ざん事件で引責
大阪地検特捜部の証拠改ざん隠蔽事件を受け引責辞任した前大阪高検次席検事の玉井英章弁護士が11日午前、大動脈解離のため死去した。60歳。愛媛県出身。葬儀・告別式は13日午前に大阪府内で執り行う。
1979年に検事任官し、和歌山地検検事正などを歴任。2009年4月から務めた大阪地検次席検事在任中、元特捜部主任検事=実刑確定=が証拠を改ざんした。改ざんは大阪高検次席検事に就任後に発覚し、監督責任を問われ、昨年10月に減給処分を受け辞任。今年2月に弁護士登録が認められ、大阪市内に事務所を開設していた。(共同通信)
【 2011年06月11日 21時00分 】
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