アントニオ猪木・IGF会長(68)が11日、8月27日に両国国技館でビッグマッチを開催することを都内で明言。新日本、全日本、ノアの3団体によるオールスター戦「ALL TOGETHER」(8月27日・日本武道館)との興行戦争がぼっ発することになった。
「別に同じ日にぶつけなくてもいいんだけど、話題として面白いでしょ」と、燃える闘魂は事もなげに爆弾を投下した。オールスター戦が純プロレスの祭典なら、IGFは「みんながビックリするひっくり返し」で勝負するという。
猪木は5月末から9日間、渡欧。オランダではK‐1のアーネスト・ホーストやピーター・アーツらと食事会をもち、道場も視察した。
「売り込みもあったし、世界に出したい素材もいっぱいいた。ヘビー級ばかり」と、好感触を得ており「石井館長の顔も立てたい」と、仁義を切ってK‐1のトップ級をはじめとするオランダ軍を投入する構えだ。
プロレスの歴史は興行戦争の歴史でもある。平成の隅田川決戦が、幕を開けた。
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