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ピコ・ラボは8日、独自のURL置換により数値化された短縮URLを生成する「れとろ握り」において、新たにマップ情報とメールアドレスの短縮サービスを開始した。

れとろ握りとは、元のURLから、「428*1025」といった独自形式のレトロコードと、「http://rhetolo.jp/428/1025」形式の短縮URLを作るサービス。同社が今年3月にβ公開した検索ツール「RHETOLO(以下レトロ)」のエンジンをベースに開発された。
レトロのURL置換は、トップページ/大カテゴリーなどの上位数値と、トップページ下にある階層のページの下位数値といったニ階層化数値置換(特許出願中)から成る。「http://rhetolo.jp/428/1025」のような、URL+置換数値の表現も可能。
また、予め「428(しぶや)」「489(よやく)」といった語呂合わせ数字による特定のカテゴリーを用意。ユーザーが渋谷関連のレトロコード/短縮URLを作る際に「428*○○○○」とすることで、口頭で伝えやすく、あとで見ても分かりやすいという。
「(れとろ握りは)もともとレトロをより多く使っていただくためのサービス」(同社常務取締役 小林氏)として開設。レトロと異なり、ユーザー登録せずに気軽に利用できる。
なお、今回新たに追加されたマップ情報とメールアドレスの短縮では、これまでのサイトURLの短縮と同様にレトロコードと短縮URLの2つが生成される。
レトロコードの使い方は、レトロのスマートフォンアプリ(iPhone/Android)、またはレトロサイト上でコードを入力。該当コードが見つかると直接アクセスできる。

紙媒体やデジタルサイネージなどメディアを選ばず、口頭でも伝わりやすい特徴をもつことから、現在 企業の商品PRや行政の防災対策への活用などについても話を進めている。
とくに同社ではスマートフォンでの利用を想定した機能の充実化を予定しており、「グーグルなどの検索やQRコードに次ぐ、第3の検索ツール」(小林氏)を目指している。今後のサービス普及、利用促進を考えると、モバイル端末などへの早期プリインストールが鍵となってきそうだ。
れとろ握り
http://rhetolo.jp/
RHETOLO
http://www.rhetolo.com/
株式会社ピコ・ラボ
http://www.picolabs.jp
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