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全国で「脱原発」訴え集会 東京でも若者らパレード

2011年6月11日 19時04分

 脱原発を訴えながらにぎやかにパレードする子ども連れの家族や若者ら=11日午後、東京都渋谷区

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 東日本大震災から3カ月を迎えた11日、「6・11 脱原発100万人アクション」を合言葉にした集会やデモが全国各地であった。東京でもさまざまなイベントが開かれ、若者たちが脱原発を訴えながらにぎやかにパレードした。

 渋谷・代々木公園で開かれた集会では、震災発生時間の午後2時46分、犠牲者の冥福を祈って黙とう。加藤登紀子さんの娘の歌手Yaeさんが歌声を披露し「どれだけの人が悲しい思いをしたかと思うと胸がいっぱいになる。プラスのエネルギーで日本を変えていこう」と訴えた。

 集会後「バイバイげんぱつ」「福島を守ろう」「原発はもうこりごり」と書かれたプラカードや風船、ヒマワリの花などを持った子ども連れの家族や若者らが、音楽を鳴らしながら渋谷の町をパレード。主催者側によると約1500人が集まった。

 小学1年の長女(6)と歩いた千葉県市川市の会社員利根加奈子さん(38)は「友だちに誘われて初めて参加した。子どもがいるので、放射能が心配。原発はいらない」と話した。

 原水爆禁止日本国民会議(原水禁)などが港区・芝公園で開いた集会には、主催者によると約6千人が参加。千代田区の東京電力本社や経済産業省の前を「原発を止めろ」「安心を返せ」とシュプレヒコールしながら行進した。

(共同)
 

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