ＫＡＲＡ「もう裏切りません」　分裂騒動後初単独イベント開催

　韓国出身の５人組ガールズユニット「ＫＡＲＡ」が１１日、韓国・ソウルの蚕室（チャムシル）体育館で、「今、伝えたい言葉…」と題したファンミーティングを開催した。今年１月の分裂騒動以降初の単独イベント。メンバーは騒動について謝罪するとともに、二度とファンを裏切らないことを約束した。

　リーダーのギュリ（２３）は「カミリア（ファン）の皆さんには申し訳ない気持ちと感謝の気持ちでいっぱいです。時間に追われながら過ごしていたので、メンバーの間でコミュニケーションを取ることができなかったのですが、話をしてひとつになれました」と語った。

　５人は、ファンに伝えたい言葉を告白する日として、６月１１日を「カミリア・デー」に制定。ハラ（２０）は「ＫＡＲＡは永遠に５人で一緒にいること、そしてみなさんへの愛が変わらないことを誓います」。ニコル（１９）も「これからも一緒に歩んでいきましょう」と約４０００人のファンに誓った。

　歌唱場面では「ジャンピン」や「ミスター」（韓国語バージョン）のほか、「ジェットコースターラブ」（日本語詞）など全９曲を披露。日本の映画館８４スクリーンでも生中継され、約２万人が“パブリックビューイング”を楽しんだ。

　日本では１７日と２４日にテレビ朝日系「ミュージックステーション」に出演し、再始動する。

　◆ＫＡＲＡの分裂騒動　今年１月１９日、スンヨン、ニコル、ジヨンの３人が「望まない仕事を強要された」などとして所属事務所に専属契約解除を申し出た。グループは一時３対２に分裂し、解散の危機を迎えた。当時、グループで出演するテレビ東京系ドラマ「ＵＲＡＫＡＲＡ」の撮影が進行中で、話し合いの結果、撮影のために２月４日に５人そろって来日。４月２８日には事務所側が「騒動は全て解決した」と発表した。