中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > グランパス > グラニュース一覧 > 6月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【グラニュース】


楢崎の勝ち

2011年6月12日 紙面から

 名古屋グランパスは玉田のゴールで磐田を下した。柏は北嶋の得点などで横浜Mに2−0で快勝して勝ち点を22に伸ばし、首位を堅持した。広島は佐藤が決勝点を挙げ、新潟を1−0で下して同18で2位浮上。仙台は1−1で神戸と引き分け、無敗を守ったが同17で3位に後退した。G大阪−清水、川崎−甲府、大宮−浦和はいずれも引き分けに終わった。鹿島は山形を退け、今季2勝目を挙げた。C大阪は福岡を下し、今季初勝利。福岡は開幕9連敗となった。

◆名古屋1−0磐田

 最大のピンチに楢崎が立ちはだかった。0−0で迎えた後半32分、至近距離から打たれた山崎のシュートを両手ではじいてCKに逃れた。「ずっと自分たちのペース。こういう試合で勝てないとショックはでかい。一発やられないようにと思っていた」。集中力を切らさなかった。長年、日本代表で正GKを争ってきた磐田GK川口との好プレーで競演し、1−0で勝ちきった。「(対決が)注目されるのはうれしい。高いレベルで争っていけるのはいいこと」。自然と笑みがこぼれた。

 チームは2週間の中断でリフレッシュしたが、楢崎自身は左太ももの打撲が完治せず、別メニュー調整で再開初戦に間に合わせた。「良くなるように手伝ってくれた人たちに報いることができて良かった」。完封勝利にもまず周囲への感謝の言葉が口をついた。

 どちらに転ぶか分からない試合をモノにする戦い方は、優勝した昨年をほうふつとさせた。「勝ち方を思い出すという意味では良かったが、まだ失った勝ち点を取り戻せたわけではない」。リスタートで挙げた大きな1勝を、上位浮上へつなげていく。 (伊東朋子)

 

この記事を印刷する

PR情報

Ads by Yahoo!リスティング広告



おすすめサイト

ads by adingo




中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ