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【プロ野球】

大松がマリン初勝利満塁弾

2011年6月12日 紙面から

7回裏1死満塁、右越えに満塁本塁打を放ち声援に応える大松=11日、QVCマリンフィールド

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◆ロッテ10−1広島

 ロッテは連敗を4でストップ。そして、やっと千葉で勝った。5月14日の楽天戦以来の本拠地白星を挙げ、QVCマリンフィールドでの連敗を9で止めた。負の連鎖を解いたのは、昨年7月29日の西武戦(西武ドーム)以来となる4番に座った大松だった。

 1回に先制の中前適時打を放つと、7回は豪快な一発。1死満塁からフォークを迷わずフルスイングし、大きな弧を描いた打球は2号満塁弾となって右翼席に飛び込んだ。自身6本目のグランドスラム。金沢生まれの“満塁男”が久々に本領発揮。「久しぶりのいい感触でした」。会心の一打にホッとしたのだろう。大松は「最高の本塁打をマリーンズファンがいる右翼席に打つことができてうれしい」と、喜んだ。

 今季は不調に苦んだ。開幕戦で座った5番はたった1試合ではく奪。5月19日には2軍降格も命じられた。昨年はなかった浦和での練習。入団時の1軍コーチだった高橋慶彦2軍監督にアドバイスを受け、練習で使うバットを90センチから試合と同じ86センチのものに変えた。効果は出た。内からバットを出す本来のスイングを取り戻した。

 心の迷いも消え、豪打も復活。今は自信を持って、こう言える。「間違いなく、ここから調子が上がっていきます!!」。反攻の核となるべき和製大砲は、お立ち台で完全復活を宣言した。 (川越亮太)

 

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