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 総選挙1位に輝きマイクの前で号泣する前田敦子=9日、日本武道館

 総選挙1位に輝きマイクの前で号泣する前田敦子=9日、日本武道館

(6/11)

 9日に行われたAKB48選抜総選挙から一夜明けた10日、1位となった前田敦子(19)の名スピーチ「私のことが嫌いでも、AKBのことは嫌いにならないでください」が、大きな反響を呼んでいることが分かった。同イベントを9日に放送したTBSの深夜番組「有吉AKB共和国」では、前田がこの言葉を発した瞬間に最高視聴率を記録。ネット上では早くも「流行語大賞だ」という声も上がった。また一騎打ちを演じた前田と大島優子(22)はAKBのメンバーとともにテレビ朝日系「ミュージックステーション」に生出演。「仲いいんです」と不仲説を否定した。

  ◇  ◇

 泣きじゃくりながら絶叫したあっちゃんの名演説が、国民のハートをわしづかみにした。

 開票イベント速報を放送した9日深夜の「有吉‐」は番組開始以来最高となる平均視聴率4・5%を記録。前週の2日放送は1・9%で、2倍以上に跳ね上がった。放送開始の午前0時55分の1・9%からグングン上がり、ベスト3発表時には5%台に突入。前田がステージに上がり「私のことが嫌いでも…」と発した1時49分に、深夜では極めて異例の5・6%でピークを迎えた。同時間帯での占拠率は35%を記録した。

 悲願だったセンター奪還の喜びと、AKBの顔としてのプレッシャーと苦悩を素直に吐露した前田のトップ返り咲き“演説”にはインターネット上で「泣いた!」「感動した」とコメントが相次いだ。わかりやすくドラマチックな名スピーチは「オバマ大統領級だ」との声も上がった。

 「今年の流行語大賞に決まり」という声も出始めるなどネット上では大盛り上がり。「○○は嫌いにならないで」の部分をほかの言葉にもじるパロディーも登場。菅首相版で「私のことは嫌いでも、民主党は嫌いにならないで」が出回るなど、セリフが勝手に一人歩きしていく流行語特有の現象も起きている。

 流行語表彰の代表格「ユーキャン新語・流行語大賞」は、1984年に制定されて以来、アイドルのコメントが受賞した例は一度もない。14万票の支持を集めた国民的アイドルなら、史上初の快挙を成し遂げる可能性は十分ありそうだ。

(デイリースポーツ提供)

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