フェイリスの出したDメールによって移動した世界線では秋葉原が萌え文化の町ではなくなってしまった。異論は無い訳ではないが、萌芽はあったものの育たなかったと言う事か。だって、Dメールが届いた筈の時点のもっと前から私は秋葉原に雨後の竹の子の様に出現していた中古薄い本ショップで色々物色していたんだから。
しかし以前の世界線からの改変はこれだけではなかった。うすうす予想はされていたが、るかが男性から女性になってしまっていた。あんなメールの内容で性別が変わる筈が無いと思っていたから仕方がないかもしれないが、周りの反応からひょっとしたらを疑えよ倫太郎。触るのを強行するのはいかんが、それ以上にるかを泣かせたのは許せんw
事情が事情だけに悪意の無さだけは認めて貰った倫太郎は1時間の正座の刑で許して貰う。正座から解放された倫太郎は鈴羽からサイクリングに誘われるのだが、どーすんだと見ていたら倫太郎が鈴羽を乗せてこぐのか。身体を鍛えて無さそうな倫太郎には辛いな。結局アキバの駅前で休憩。
その時に鈴羽から聞いたのは鈴羽は父を探して今のバイトをしている事。その父が明日はとある場所に来る可能性があるので、そこで会えるか、会えなくても明日までで秋葉原を去るかすると言う事。鈴羽から君っていいヤツだねと言われる事になる倫太郎はそれを聞いて明日父に会えても会えなくてもラボに来いと言う。
この鳩の飛び立つ中を自転車で走り去るシーン、良かったなあ。
これで鈴羽が結局会えなくて、会える様にしむけるDメールを過去の鈴羽に送ると言う展開を予想したのだがちょっと違った。そうだなあ、会えちゃったらやっぱり鈴羽退場になるだろうから。
翌日、鈴羽が父親を探しに行っている間に倫太郎はラボメンを集めて祝賀会乃至は残念会の準備。ラボメンに買い出しに行かせて倫太郎自身は鈴羽を見張ろうとするが、紅莉栖に脅迫されて一緒に買い出しに。しかしこれが後ほど倫太郎を後悔させる事になる。結局鈴羽は姿を見せなかった。そしてみんなを帰らせてひとりになった倫太郎の所にさよならを告げるメールが鈴羽から届く。
慌てて鈴羽を探す倫太郎だが、見つからない。そりゃそうだろう。どこから出したか分からないし、もうどこに行ったのかも分からない。探しようがないじゃないか。探せないのならどうする。そう、Dメールを出して紅莉栖の脅迫に屈せずに何が何でも鈴羽の後を付けろと過去の自分に知らせるしかない。これまでの過去改変に一度はひるむ倫太郎だが、何を躊躇うことがあるだろう、自分はマッドサイエンティストではないかと送信。
世界線は移動し、鈴羽はいつもどおりにアルバイトに来ている。父親には会えなかったと言うのは変わってないが、バイトをしながら探す気持ちは倫太郎のおかげで保たれた様だ。
でも今回の世界線の移動はそれだけ?
多分、そんな事は無いよね。
何が変わったか分からないが、このまま段々過去改変が大規模になる様な気もする。
とりあえず秋葉原はもう一度萌えの街に戻るって事はないかな。
と言うのも、現実の街と変わったら背景が描きにくくなるんじゃないだろうかと思ってw
今週の秋葉原
→Googleストリートビュー
日商会館横。建物とコインロッカーですぐ分かった。
日商会館の中って一度写真撮ってみたいなあ。