「脱原発」岐阜市でも集会 500人、繁華街パレード
2011年06月12日00:15
「脱原発」を訴えてパレードを行う参加者=11日午後0時5分、岐阜市徹明通 |
東日本大震災と福島第1原発事故の発生から3カ月の11日、「6・11 脱原発100万人アクション」を合言葉にした集会やデモが全国各地であった。岐阜市では市民ら約500人が参加して「さよなら原発パレード」が行われ、市中を歩いて脱原発を訴えた。
同市金町の金公園で出発前集会があり、静岡や福井の原発現地からのメッセージが伝えられた。また地元の市民団体代表らが「岐阜に原発がなくても福井で事故があれば放射能が来る」「放射能のごみを地下に埋めるな」などとアピールした。
パレードはトラクターを先頭に「農家もNO」「ママは原発いりません」などと旗や看板、拡声器で訴えながら岐阜駅前や繁華街を約1時間行進。幼子連れや仮装の人、車いすも加わるにぎやかな行列に沿道の人も足を止め配られるチラシを手に取ったりしていた。
主催した「さよなら原発・ぎふ」の石井伸弘さんは、「予想以上の手応え。9・11にも脱原発イベントをやりたい」と話していた。
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