東日本大震災から3か月の11日、各地で原発の運転停止や国のエネルギー政策の転換を訴えるデモ行進などが行われました。
このうち、東京では7つの市民グループが呼びかけて集会とデモ行進が行われ、およそ2400人が参加しました。はじめに港区の公園で原発の反対集会が開かれ、11日朝、福島県からバスで来たという男性が「今回の原発事故は日本全体の問題であり、原発があるかぎり第2第3の『フクシマ』が起きる」と訴えました。このあと参加者たちは「原発はいらない」などと書かれたプラカードを手にデモ行進を行い東京電力の本店前では「もとの暮らしやすい福島に戻せ」などと訴えていました。参加した39歳の男性は「放射線は見えないので怖いです。一人一人が声を上げて、原発がなくなるようにしたい」と話していました。