寝たきりの母親を自宅に放置して熱中症で死なせたとして、島根県警松江署は10日、松江市上東川津町、県立松江清心養護学校教諭、福間堤二容疑者(45)を保護責任者遺棄致死容疑で逮捕した。
逮捕容疑は、昨年8月1日、食事や排せつの介護が必要な実母のハツヨさん(当時82歳)を風通しの悪い自宅に残して外出、熱中症で死なせた、としている。
松江署によると、福間容疑者は同日午前10時ごろ外出。午後4時半ごろ帰宅してハツヨさんの異変に気付いた。約2時間後、交番に「母が亡くなっている」と電話し、直後に119番通報していた。【宮川佐知子】
毎日新聞 2011年6月10日 23時23分