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避難時の様子から、多くの住民の皆さんは、先ず地震・津波からの一時避難、その後家に帰る間も無く、原発避難でそのまま、着の身、着のままで西へと向かうことになりました。原発避難のマニュアルからすると、貴重品などの持ち出しを呼びかける余裕は十分あったはずだという声が聞かれます。
原発事故が収束し、放射線汚染の安全が確認され、町へ帰還ができる日はいつか、東電も、国もまったく見通しがないというのが本当のところだと思います。住民の早く帰れるようにしてほしいという声にも成す術がありません。
住民もわかってはいますが、「なんとか早く帰れるようにしてほしい」という思いをあきらめるわけにはいきません。
こんな中で、住民の「せめてもの一時帰宅を!」という思いはつのるばかりです。当座の避難生活に必要なもの、大事な家財、思い出の品々も持ち出したい。2度と帰れないかもしれない我が家やふるさとの風景をもう一度みておきたい。こうした声は、先の見えない避難生活を突然しいられることになった皆さんの切ない思いです。
現在のところ、本格的な帰還はどうしようもありません。
しかし、一時帰宅ならなんとかできるはずです。
先ずは、避難住民の皆さんが「一時帰宅で何をしたいのか、何を持ち出してきたいのか」をはっきりさせることです。その上で、町や県や国に、避難住民の要望に沿った一時帰宅の実施方法を検討してもらうという手順が必要です。
参照「インデックス図解」
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