被災後2ヶ月たっての調査ですが、圧倒的に多いデータは、「突然の原発災害で先の見えない避難生活を余儀なくされ、何もかも失ってしまった、先がどうなるのか、むなしさと不安がつのるばかりで、精神的疲れは限界にきている」というものです。
「ただ飯を食ってフラフラして、あとは寝るだけの双葉町町民としての尊厳を忘れた無気力な生活におちいってしまっている」と自嘲、自戒気味です。
ふとわれに返って、「早く双葉町での昔の生活に戻りたい」という思いにかられるが、「果たして、どうなるんだろう。思ってもどうにもなるものでもない」。避難住民の皆さんの気持ちは萎えるばかりです。
参照「インデックス図解」
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