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【プロ野球】

城島抹消 右肘痛深刻、復帰のめど立たず

2011年6月11日 紙面から

 阪神の城島健司捕手(35)が10日、出場選手登録を抹消された。球団発表によると、城島は2週間ほど前から右肘痛を訴え経過観察してきたが、良化の兆しが見えてこず、治療に専念することになった。11日からは2軍の鳴尾浜球場でリハビリを行う。

 城島は5日のオリックス戦の4回を最後にグラウンドに立っておらず、3試合連続で欠場中だった。練習では送球練習を行わず右肘の状態が心配されていたが、この日、ついに2軍落ちが決まった。真弓監督は「見通し? 今のところ立っていない」と話したように、思った以上に状態は悪そうだ。

 関係者によると右肘に遊離軟骨があるとの情報もあり、痛みが出たとされる2週間前からも痛み止めなどを服用し、試合に臨んでいたという。吉田バッテリーコーチは「最短で帰ってきてほしいけど、それは分からない。それを目標に頑張ってくれるでしょう」と再登録が可能となる20日の復帰を期待したが、見通しは立っていないのが現実である。

 昨年、日本球界に復帰してからは城島が2軍落ちするのは初めて。オフに左膝半月板を手術したが、たゆまぬ努力、不屈の闘志で開幕へと間に合わせた。

 5月26日のロッテ戦を腰痛で欠場したが、28日からの楽天戦ですぐに復帰していた。もともとケガに強い選手だけに、今回の2軍落ちが事の重大さを物語っている。 (島田明)

 

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