ネパール 邦人12日ぶり保護
K10034081911_1106090025_1106090026
NHKニューストップへ
※ すべての機能を利用するには、JavaScriptを有効にしてください。

ネパール 邦人12日ぶり保護

6月8日 22時38分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

ネパールの山岳地帯で、ホテルから散策に出たまま行方が分からなくなっていた日本人女性が7日、12日ぶりに無事保護されました。

ネパールの警察当局などによりますと、この女性は、岩渕牧子さん(49)で、先月26日の朝、首都カトマンズの北のランタン国立公園にあるホテルから、散策に出かけたまま、行方が分からなくなりました。このため、警察などが周辺の山岳地帯の捜索を続けていましたが、まる12日がたった7日、山道を歩いている岩渕さんを現地の人が見つけ、無事保護しました。岩渕さんは8日に病院に運ばれ、検査を受けていますが、NHKの電話取材に対し、「足の指に軽いけがをしたものの、元気だ」と話していました。現場は、トレッキングコースとしても人気のある標高3000メートルから4000メートルの高地で、岩渕さんは、「山で見つけたタケノコなどを食べ、夜は、ささの葉などを体にかけて冷えないようにしていた。とにかく人がいるところまで歩くしかないと思って、頑張った」と話していました。