(cache) 北大東５年連続首位　０８年度市町村民所得 - 琉球新報

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北大東５年連続首位　０８年度市町村民所得2011年3月31日  Tweet

　県統計課は３０日、２００８年度の市町村民所得を公表した。１人当たりの所得は、北大東村が３５５万５千円で５年連続のトップとなった。人口に占める就業者の割合が高く建設業が増加したことなどが要因。南大東村、渡名喜村が続いた。最も低かったのは今帰仁村の１３５万円だった。
　県内の各産業の生産高を累計した県内純生産は２兆５４８２億円で０７年度比０・３％減だった。卸売・小売業や建設業などで増加したが、金融・保険業や行政機関のほか、政府サービス生産者（行政機関など）が減少したことが影響した。
　県内の雇用者報酬と財産所得、企業所得を合わせた県民所得は２兆８０５７億円で、０７年度比１・０％の減少。基地の賃借料を含む財産所得が総所得に占める割合は７・４％だった。
　県民１人当たりの所得は、２０３万９千円（０７年度比１・２％減）で、８市町村が０７年度を上回った。地域別でみると、那覇が２４５万６千円で最高。八重山２０２万６千円、中部１９６万２千円、宮古１８６万１千円、南部１８４万１千円、北部１７９万９千円と続いた。増加率は財産所得が増加した嘉手納町が１０・５％増で最も高かった。県内純生産の市町村別での増加率でみると、南大東村の１５・２％増が最高で、北大東村１２・４％、伊平屋村１１・６％と続いた。
　統計課によると、３村とも建設業が増加しており、南大東村は公共工事と民間工事がともに伸びた。１４市町村が増加し、２７市町村が減少した。

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