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覚醒剤所持:中国残留孤児マフィア・ドラゴンの初代総長、容疑で逮捕--中野 /東京

 ◇下着に隠し持つ--中野の警察病院

 葛西署が中国残留孤児マフィアグループ「怒羅権(ドラゴン)」の初代総長で無職、佐々木秀夫容疑者(41)=江戸川区西葛西6=を覚せい剤取締法(所持)違反容疑で現行犯逮捕していたことが同署などへの取材で分かった。「おれのものではない」と容疑を否認しているという。

 逮捕容疑は、2日午後2時40分ごろ、中野区中野4の東京警察病院内で、ビニール袋2袋に入れた覚醒剤約1グラムを所持したとしている。

 葛西署などによると、同日早朝、同居の元妻から佐々木容疑者が自宅で暴れていると110番があった。元妻が「覚醒剤を使っている」と訴えたため、警察病院に同行を求めたうえで調べたところ、下着に隠し持っていたことが分かった。

 尿検査で覚醒剤の成分も検出されたため、同容疑(使用)でも追送致する方針。

 佐々木容疑者は88年、初代総長として暴走族「怒羅権」をつくった。グループはその後、マフィア化していったという。【山本太一】

〔都内版〕

毎日新聞 2011年6月10日 地方版

 
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