放射性物質の農産物への影響調査について（第１６報）

　埼玉県は、国の協力を得て、東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴う放射性物質の農産物への影響調査を実施しました。６月７日に現地ほ場から野菜、６月８日にクーラーステーション（注１）から原乳を採取し分析を行ったところ、全ての試料で暫定規制値を下回っていました。

　埼玉県では、放射性物質の農産物への影響を引き続き調査してまいります。

 　（注１）　酪農家から集めた原乳を一時貯蔵するための施設。ここから原乳を乳業工場へ搬送する。　

　１　調査地域

　（１）野菜等

　　　　　熊谷市、本庄市、越谷市、朝霞市、和光市、新座市

　（２）原乳

　　　　　川越クーラーステーション（さいたま市、行田市、所沢市、加須市、東松山市、

　　　　羽生市、入間市、幸手市、鶴ヶ島市、日高市、嵐山町、川島町、鳩山町及び松伏町

　　　　の原乳）

　　　　　埼玉中央クーラーステーション（深谷市の原乳）

２　調査対象

　　　ホウレンソウ　　　　　　　　　４検体
　　　ミズナ　　　　 　　　　　　　　　１検体
　　　ニンジン　　 　　　　　　　 　　１検体
　　　タマネギ　　 　　　　　　　　 　１検体
　　　原乳　　　　 　　　　　　　　　 ２検体
　　　合　計　　　　　　　　　　　　  ９検体

３　採取日

（１）野菜　　　平成２３年６月７日

（２）原乳　　　平成２３年６月８日

４　結果判明日　　平成２３年６月９日

５　調査結果

分析機関：財団法人　日本食品分析センター多摩研究所

※　根菜、芋類を除く

※「検出せず」とは、検査機器で測定できる定量下限値未満であることを示す。

　　　定量下限値：放射性ヨウ素 20Bq/kg、放射性セシウム2.9～5.2Bq/kg

分析機関：国立保健医療科学院

※さいたま市、行田市、所沢市、加須市、東松山市、羽生市、入間市、幸手市、鶴ヶ島市、

　日高市、嵐山町、川島町、鳩山町及び松伏町

※「検出せず」とは、検査機器で測定できる定量下限値未満であることを示す。

　　　定量下限値：放射性ヨウ素0.3Bq/kg、放射性セシウム0.5～0.6Bq/kg

＜問合せ先＞

（原乳については）
農林部　畜産安全課
畜産振興担当　丸山、窪田
直通　048-830-4194
内線  4194
E-mail: a4170@pref.saitama.lg.jp