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新しくなった独島宿泊所、住民夫婦「新生活に胸躍る」
2011/06/10 17:28 KST文字拡大 文字縮小印刷 つぶやく

【ソウル10日聯合ニュース】「独島の新しい家で生活することになり、わくわくしています」――。

 独島に住む唯一の住民、金成道(キム・ソンド)さん夫婦が10日午後、増改築工事が終わった同島の住民宿泊所に入居した。

 独島の西島に位置する宿泊所は、政府が独島実効支配強化策の一環として昨年4月に増改築工事に着手した。総工費30億ウォン(約2億2189万円)を投じ、2階建てから4階建てに増築し、鬱陵郡の独島管理事務所職員が常駐する事務室や発電施設などを設けた。

 金さん夫婦は工事期間中、鬱陵郡や蔚珍郡の子どもたちの家で生活した。金さんは「この1年間独島に行けず、体かムズムズしていた」と話した。

 宿泊所は延べ面積373.14平方メートル。1階は倉庫と発電施設、2階は独島管理事務所の事務室と宿泊所、3階は金さん夫婦の住まい、4階は海水淡水化施設となっている。

 金さんは1991年に独島に転入。漁業を生業としている。

新しくなった独島住民宿泊所(鬱陵郡提供写真)=(聯合ニュース)

kimchiboxs@yna.co.kr