事件北へ中古タイヤなど不正輸出 朝鮮籍の男を追起訴 京都地検2011.6.10 23:24

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北へ中古タイヤなど不正輸出 朝鮮籍の男を追起訴 京都地検

2011.6.10 23:24

 北朝鮮に中古タイヤなどを不正に輸出したとして、京都地検は10日、外為法違反と関税法違反の罪で、京都市中京区の貿易会社「一心貿易」社長で朝鮮籍の李徹宇被告(45)=別の外為法違反罪で起訴=を追起訴した。

 起訴状によると、平成21年6月から同年8月にかけ、自動車の中古タイヤ計1149本(計316万円相当)と缶コーヒー9万本(計約290万円相当)を「中国向けに輸出する」と税関に虚偽申告し、大阪南港などから中国・大連を経由して北朝鮮に不正輸出したとしている。

 京都府警によると、李被告は「(北朝鮮は)強盛大国を目指す国家プロジェクトがあり、住宅建設用の車両用に輸出した」と供述しているという。

 日本政府は21年6月から、北朝鮮への輸出を全面的に禁じている。

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