最終更新: 2011/06/10 21:33

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大阪・橋下知事、関西電力の15%節電要請に「何の根拠もわからない。従う必要ない」

大阪府の橋下知事が、15%の節電を要請するとした関西電力について、怒りをあらわにした。
橋下知事は「このまま、だまされちゃ駄目ですよ。何の根拠もわからないですから。僕は、今の段階では、従う必要はないと思っています。好きなようにやってくださいと、基本的には協力しません」と述べた。
関西電力は10日、すべての事業者と一般家庭を対象に、7月1日から15%の節電を要請すると発表した。
その理由を、定期検査を終えた原子炉の再稼働を福井県が認めず、電力不足に陥るためと説明した。
しかし、橋下知事は「『15%全部一律に削減しないと危ないですよ』。これは全部、関西電力が言っているだけですから。それをやらなかったら、大阪がどんな状況になるのか。東京でも15%一律削減なんてない中で、全家庭に対しての一律削減なんていうことがない中で、なぜ関西だけが、そこまでやらなきゃいけないのか。いきなり数字だけ出されて、15%削減? こんなの、府県民の皆さん、普通だったらできるわけないんです。できなかったらどうなるか。原子力発電所が必要でしょうという議論に持っていかせるためのブラフ(はったり)としか、今のところ見えないですね」と述べた。
これに対して、関西電力の森会長は「(橋下知事が要請に従う必要はないと言っているが?)は? わたし、まったく初耳ですから」と語った。
東日本大震災のあと、西日本にシフトする企業が増える中で、今回の関西電力の節電要請は、全国にも大きな波紋を広げるとみられる。

(06/10 18:42 関西テレビ)


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