ホーム > 芸能・社会 > 芸能・社会最新紙面記事

柏木由紀「恐れ多い」“神7”崩し3位

 3位に選出され、祝福の中を登場した柏木由紀=日本武道館(撮影・会津智海)
【拡大写真はコチラ】
 3位に選出され、祝福の中を登場した柏木由紀=日本武道館(撮影・会津智海)

 ニューヒロインが誕生した‐。東京・九段の日本武道館で開催されたアイドルグループ・AKB48の第3回総選挙開票イベント「今年もガチです」で、3位にチームBの柏木由紀(19)が入った。これまで「神7」と呼ばれる7人のメンバーが不動の人気を誇っていたが、柏木がその一角を崩した。「神7」の1人として君臨していた板野友美(19)が昨年4位から8位に順位を下げ、涙をのんだ。

  ◇  ◇

 握手会の女王が、人気上位メンバーが長らく君臨していたAKB48に新時代をもたらした。

 「第3位。チームB、柏木由紀!」。自身の名前を呼ばれると、ファンに向かって深々とお辞儀をした。ステージに立つと、満面に笑みをたたえ、祝福の声援に応えた。多くのメンバーがステージで泣きじゃくる中、最後まで涙を見せなかった。

 ファンを大切にしてきた積み重ねが大躍進に結びついた。握手会では、必ずファンと目を合わせて力強く手を握る。劇場公演でも客席の一人一人と目を合わせて、語りかけるように熱唱。そんなゆきりんの優しさがじわじわとファンの支持を集めていった。

 先月25日に発表された開票速報で3位に入っていると知るや「私はAKBの3位なんて恐れ多い」と謙虚なまでに不安な気持ちを抱いた。それでも、自身よりも順位が下のメンバーが努力している姿を見て「向上心を持ち続けなきゃいけないんだ」と思い直した。

 一昨年9位、昨年8位からのジャンプアップ。昨年1年間は悔しい思いもしてきた。「テレビや雑誌では、7人で切られることが多かった。どうやったら認めてもらえるんだろうと思っていた。きょうはAKBの一員と認めてもらえたことがうれしいです」と声を弾ませた。

 チームBのキャプテン、3人組ユニット「フレンチ・キス」のリーダーも務める柏木。「アイドルが大好き」と公言する19歳は、今後もアイドル道を突き進む。

(2011年6月10日)

ソーシャルブックマーク・RSS・twitter・Facebook

オススメ芸能社会写真ニュース

オススメ芸能社会ニュース






Copyright(C) 2010 デイリースポーツ/神戸新聞社 All Rights Reserved.
ホームページに掲載の記事、写真などの無断転載、加工しての使用などは一切禁止します。ご注意下さい。
当サイトは「Microsoft Internet Explorer 4.x」「Netscape Navigator/Communicator 6.x」以上を推奨しています
Email : dsmaster@daily.co.jp