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2011年6月9日(木) 12:10 |
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「蒟醤」をテーマにした企画展
香川県の伝統工芸讃岐漆芸に用いられる技法、「蒟醤」をテーマにした企画展が、高松市美術館で開かれています。
「蒟醤」は漆を塗った面に模様を彫り、その模様に色漆を埋める技法で、東南アジアから日本に伝わったとされています。 企画展は「蒟醤」について知ってもらおうと開かれたもので、蒟醤の技法をつかった作品31点が展示されています。 香川県出身で、人間国宝の故・磯井如真さんの作品は、咲き乱れるアカシアの花が、立体的に描かれています。 如真さんの三男で、人間国宝の磯井正美さんの作品では、アゲハ蝶とむらさきの花が、リズミカルにデザインされています。 また、会場には、ルーツとなったタイやミャンマーで作られた作品も展示されています。 「蒟醤」をテーマにした企画展は、6月12日まで高松市美術館で開かれています。
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