中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > グランパス > グラニュース一覧 > 6月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【グラニュース】


ケネディ、ゴール量産目指す

2011年6月10日 紙面から

オーストラリア代表の親善試合を終え、チームに戻ったグランパスFWケネディ(右)。左はU−22日本代表の合宿を終えたFW永井=愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで

写真

 名古屋グランパスのFWジョシュア・ケネディ(28)が9日、自信を深めてオーストラリア代表から練習に戻った。ホームで行われた5日のニュージーランド戦で2得点。昨年J1の得点王は今季8試合で2得点だが、代表での活躍をきっかけに、グランパスでも量産態勢に入る。

 合流初日は、ゆっくり体をほぐすだけだったが、ケネディの気分はハイだった。

 「ストライカーは、ゴールを取れば、いつも自信になる。久しぶりの代表でプレッシャーもなく楽しめた」

 オーストラリア代表として出場したニュージーランド戦では、バックパスを受けた相手GKのボールを奪い取って先制ゴールを決めると、2点目はCKから豪快なヘッドを突き刺した。永井が得意にするような先制点の場面には「オレが速いんじゃなくて、GKがスローだったんだよ。永井のスピードにはかなわないよ」と、冗談交じりに振り返った。

 7日のセルビア戦は欠場。ニュージーランド戦を終えたところで、ケネディは11日の磐田戦に向けたコンディションを意識していた。

 「代表スタッフと相談して、(セルビア戦を)休むことになった。タイトな日程で、磐田戦もあるからね」

 グランパスに戻るとさっそく闘莉王から「グランパスのためにも点を取ってくれよ」と注文含みの祝福を受けた。J1の序盤ではわずか2得点と精彩をかいていたが、母国で気分一新してケネディが帰ってきた。

 家族とともに移動して「(4月に)生まれたばかりの子どもをあやしていくのは大変だったけど、初めて(豪州の)みんなに見せられてよかった」と公私ともに充実した里帰り。見違えるほど元気になったストライカーが、昨年の再現を目指す。 (木本邦彦)

 

この記事を印刷する

PR情報

Ads by Yahoo!リスティング広告



おすすめサイト

ads by adingo




中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ