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被災地思い3団体30人集結!魂の激唱

 レコーディングを行った新日本、全日本、ノアの選手=東京・港区のAzabu O Studio(撮影・西岡 正)
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 レコーディングを行った新日本、全日本、ノアの選手=東京・港区のAzabu O Studio(撮影・西岡 正)

 これぞプロレス版「ウィー・アー・ザ・ワールド」!新日本、全日本、ノアのメジャー3団体によるオールスター戦「東日本大震災復興支援チャリティープロレス ALL TOGETHER」(8月27日・日本武道館)の公式テーマ曲「ALL TOGETHER」のレコーディングが9日、都内で行われ、3団体の30選手が被災地に向けて声を響かせた。

  ◇  ◇

 この日ばかりは抗争も休戦し「♪もう1回/ALL TOGETHER」と、30人のプロレスラーが声を合わせた。

 参加したのは新日本からIWGPヘビー級王者・棚橋弘至、天山広吉、永田裕志、後藤洋央紀、真壁刀義、獣神サンダー・ライガー、プリンス・デヴィット、田口隆祐、KUSHIDA、キング・ファレ、小島聡。全日本から3冠ヘビー級王者・諏訪魔、船木誠勝、浜亮太、征矢学、真田聖也、KAI、大和ヒロシ、BUSHI。ノアからGHCヘビー級王者・杉浦貴、秋山準、森嶋猛、モハメドヨネ、潮崎豪、谷口周平、鈴木鼓太郎、石森太二、青木篤志、金丸義信、KENTAだ。

 大会の公式テーマ曲を依頼されたロックバンド「FUNKIST」が「レスラーの声を入れて大会の後押しができたら」(ボーカルの染谷西郷)とオファーして実現したプロレス版「ウィー・アー・ザ・ワールド」。棚橋は「こういうわかりやすい形で世の中に発信できるのはすごいこと」、染谷は「思いや感情が声にあった。レスラーの皆さんが歌ってくれたことで説得力が得られた」と、手応えを感じるレコーディングとなった。

 FUNKISTは大会での生演奏にも「ぜひやりたい」(染谷)と立候補。試合後のエアギターが定番の棚橋も「エアギターで参加したい。その時は諏訪魔さんがエアドラム、杉浦さんがエアボーカルで」と、3王者での“デビューライブ”までブチ上げた。

 「ALL TOGETHER」は7月20日にサビの着うた配信が、7月27日に着うたフル配信がスタートし、CDは8月24日発売。CD収益の一部と着うたフルの全配信収益が東日本大震災の義援金として日本赤十字社を通じて寄付される。

(2011年6月10日)

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