「SMASH」(9日、後楽園ホール)
おっぱい、不発!初代スマッシュディーバ王座決定トーナメント1回戦、華名(29)‐リン“ビッチ”バイロン(29)の“敗者バスト公開マッチ”は華名がリンを胴締め式羽根折り顔面締めに葬ったが、肝心のバスト公開はリンが逃亡して失敗。「おっぱいバレー」ならぬ「おっぱいプロレス」とはいかなかった。
5月12日、華名の胸の谷間がアップのパンフレット表紙にリンが異を唱え、自身のセクシーフォトを採用するよう酒井正和・スマッシュ代表に強要して決まった今回の一戦。8日にはリンに「醜いビッチ」呼ばわりされた華名が「勝った人が負けた人の胸をさらけ出すのはどうでしょう」と、敗者バスト公開マッチにエスカレートさせた。
試合はトンファーを駆使し、サミングやレフェリー暴行となりふり構わず攻めたリンが先手を取ったが、トンファーを使った月面水爆をかわした華名が蹴りと関節技で逆襲。羽根折り顔面締めに胴締めを加えて失神させ、バスト95センチ(Fカップ)、ウエスト73センチ、ヒップ94センチのグラマラスボディーを死守した。
男性客が期待をふくらませる中、華名はじらしながらリンのコスチュームの上半身をはぎ、ブラジャーのストラップをずらす。観客からはリングサイドカメラマンに「見えねえよ!」と怒号が飛ぶ。
格闘技の聖地・後楽園ホールはほぼストリップ劇場と化したが、ここで息を吹き返したリンが華名をふりほどいてとん走。みちのくの5日・後楽園大会でつぼ原人が股間をもろ出しにした“公然わいせつマッチ”の再現とはいかなかった。
華名は「リンなんか眼中になかった。ワケわかんないこと言ってるから遊んでやりました」と勝ち誇ったが、寸止め感が残ったのは否めない…。
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