法王が代替エネルギー奨励 伊の原発国民投票前にローマ法王ベネディクト16世(ロイター=共同) 【ローマ共同】ANSA通信によると、ローマ法王ベネディクト16世は9日、「環境に配慮した生活様式を選び、人類に危険を及ぼさないエネルギーを研究開発することが政治と経済の優先課題であるべきだ」と述べ、暗に原発などに代わる再生可能エネルギーの利用を奨励した。シリアなどの新たな駐バチカン大使から信任状を受け取った際のあいさつで述べた。 イタリアでは12、13日に原発再開の是非を問う国民投票が予定されている。法王の発言は、カトリック教徒が9割を占める同国の有権者の投票行動に影響を与えそうだ。 【共同通信】
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