米国郵政誕生
飼主ブッシュ様の言いつけに従って、ニポンの経済を完全崩壊へと導くための郵政民営化をムリヤリに押し通した売国奴コイズミは、いよいよ本性を現した。マトモな人たちなら、ある程度は予想してたと思うけど、「日本郵政」の初代社長に三井住友銀行の西川善文(写真)、取締役に日本郵政公社の団宏明(だんひろあき)副総裁と郵政民営化準備室の高木祥吉(たかぎしょうきち)副室長って言う、あまりにも見え見えの売国奴トリオを並べやがった。これで、郵貯と簡保の350兆円は、すべてアメリカにくれてやることが完全に決定しちゃったようなもんだ。
ネコにも分かるように簡単に説明しとくと、西川善文ってのは、ニポンの経済の柱のひとつであった三井住友の債権をアメリカのゴールドマン・サックスに叩き売った張本人で、その糸を引いていたのが、アメリカに住民票を置いてるほどの売国奴、竹中平蔵だった。事前に、竹中平蔵と西川善文とゴールドマン・サックスのポールソン会長がコッソリと密約を交わして、三井住友の優先株をゴールドマン・サックスに発行したのだ。これは、どう考えても証券取引法違反だけど、ブッシュがコイズミに命令し、コイズミが竹中平蔵に命令してやらせたことだったから、とうてい取り締まることなんかできなかったのだ。
ちなみに、西川善文ってのは、政界や財界から広域ホニャララ団や右側に偏った団体に至るまで、すべてとつながりのある大悪党で、300億円献金でオナジミの金丸信からも、土地だ現金だと億単位のワイロをガンガンに受け取ってた男だ。その上、守銭奴の代表、村上ファン怒の村上世影や、創価学会員で楽天の社長の三木谷浩史なんかとも癒着してる。ようするに、大きなお金の動くとこには必ず関わってるフンベツの無いジイサンなのだ。そして、何よりも最悪なのが、コイズミと同じ在日アメリカ大使の竹中平蔵と完全に癒着してて、何でも竹中平蔵の言う通りに動いちゃうとこ、つまりは、コイズミの言う通り、ブッシュの言う通りに動いちゃうってとこなのだ。こんな売国奴を社長に据えたってことは、コイズミお得意の「あとは野となれ山となれ」ってことで、だからこそコイズミは、完全崩壊後のニポンの責任を取りたくないから、「早く来年の9月にならないかな〜」って、総理大臣を辞める日を指折り数えて楽しみにしてる今日この頃、皆さん、郵貯と簡保は解約しましたか?
‥‥そんなワケで、西川善文の悪行三昧を書き始めると、それだけで1日ぶんの日記が終わっちゃうから、この辺で、取締役に就任が決まった残り2人のことをリトル説明しとこうと思う。まず、日本郵政公社の団宏明副総裁ってのは、郵政民営化への第1段階の「郵政公社」が誕生した時に、郵政事業庁長官から公社副総裁へと横滑りしたオッサンだ。郵政公社は、総裁が商船三井会長の生田正治、団宏明と並ぶもう1人の副総裁がトヨタ自動車常務の高橋俊裕だった。だから、普通に考えれば、この3人の中で一番偉い生田正治に次なる重要なポストを与えるのがスジってもんなんだけど、コイズミや竹中平蔵の考えは、まったく違う。
ようするに、「この3人の中で誰が一番優秀か」ってことじゃなくて、「この3人の中で誰が一番イイナリに動くか」ってことが選考基準だったのだ。そう考えると、商船三井やトヨタ自動車で長い経営実績を持っている人間よりも、コイズミや竹中平蔵の下で郵政一筋にやって来たフトコロガタナ、団宏明こそが、誰よりも適材ってことになる。
そして、もう1人の取締役に決まった郵政民営化準備室の高木祥吉副室長ってのが、これぞ竹中平蔵のコシギンチャクって言う最低の男だ。中小企業がバタバタと倒産し、多くの経営者が一家心中をした2年前に、そう言った弱者には何の手も差し伸べず、バカのひとつ覚えの「痛みをともなった改革」ってセリフを繰り返してたコイズミだけど、怠慢な経営で破綻を迎えた「りそな銀行」には、3兆円を超える公的資金を注入した。これは、すべてあたしたちから巻き上げた税金だ。だから、当然、多くの国民が激怒したワケだけど、この時、国民の声を無視して、公的資金の注入の音頭をとったのが竹中平蔵で、その下で言われるがままに手伝ってたのが、当時の金融庁長官、高木祥吉なのだ。
高木祥吉の悪行三昧も、書き始めると長くなっちゃうから、ホンのちょっとだけ触れとくけど、たとえば、高木祥吉が金融庁長官になる前の金融庁監督局長だった時のことだけど、旧大和銀行が資本金を過小報告した時に、その実態を知りながら、本来なら告発する立場にありながら、逆にワイロをもらってインペイの手伝いまでしちゃってる。だけど、すべての責任を旧大和銀行だけにナスリつけて、自分だけは逃げきった。
それから、一昨年の7月には、東京海上火災保険に対して、別の生命保険会社との経営統合の話を白紙に戻さないように圧力をかけて、白紙に戻したら行政処分をするぞって脅して、刑法第233条第3項の「強要未遂」や国家公務員法第100条第1項の「守秘義務」などに違反しているとして、東京地検に告発されている。これも、東京海上火災保険と経営統合することによって破綻を免れようとしてた保険会社からワイロをもらってたんだけど、結局、竹中平蔵とコイズミの力で逃げきったのだ。
‥‥そんなワケで、オオカタの予想通り、コイズミと竹中平蔵の思い通りに動く操り人形トリオが「日本郵政」のトップに座ることになったんだけど、それは当然、「国民のため」なんかじゃなくて、「コイズミのため」であり「アメリカのため」って背景があるんだから、「日本郵政」って言うよりも「米国郵政」って言ったほうが適切だろう。コイズミが、中途半端な法案で郵政民営化をゴリ押しした時には、自民党の内部からも、「郵政民営化には賛成だが、小泉さんの法案ではまだ不十分な点がある。期限はあと4年もあるのだから、そんなに急がずにもっと慎重に議論を積み重ねて行こう」って言う声がたくさんあった。それなのに、コイズミは、党内の多くの声を無視して、不十分なままの法案を提出した。そして、「民営化には賛成だが、法案には反対だ」って人たちが党内からも続出しちゃって、法案は否決された。
そしたら、コイズミは、気が狂ったようにヒステリーを起こしちゃって、衆院を解散、総選挙って言う、議会制民主主義を根底からひっくり返すデタラメを演じて、皆さんご存知の通り、「郵政民営化のコイズミ法案に賛成か反対か」を「郵政民営化に賛成か反対か」ってふうに論点をスリ替えちゃって、IQの低い人たちを騙すための低脳パフォーマンスを繰り広げて、まんまと作戦通りに総選挙に大勝した。そして、佐藤ゆかりにさえも「50点です」って言われてた欠点だらけの法案が、ほとんどそのままの形でスパッと可決されることになった。
さて、何でコイズミがここまでメチャクチャなことをやってまで、大急ぎで郵政民営化の法案を通したかったのかって言うと、それは、アメリカの都合に合わせてたからなのだ。アメリカは、2009年からスタートする年金改革で、6年間に1兆ドル(120兆円)の資金が必要なんだけど、戦争が大好きな低脳大統領のオカゲで、アメリカにはお金が無い。それで、アメリカは、これまでも在日アメリカ大使のコイズミを利用して、ニポンのお金をガバカバとムシリ取ってたけど、もっと大掛かりにやらないと間に合わなくなって来た。それで、目をつけたのが、ニポンの郵貯と簡保の350兆円なのだ。
でも、このお金が公的機関にあるうちは、アメリカは手も足も出すことができない。ようするに、ニポンの郵政を民営化させて、形だけでも民間が運営してることにさせなければ、ムシリ取ることができないのだ。それで、ブッシュは、自分の忠実な飼犬のコイズミに、2007年までに郵政民営化をするように指示したってワケだ。そうなれば、三井住友をゴールドマン・サックスに叩き売った時のように、何でもアメリカの希望通りになるワケだ。三井住友の時は、三井住友のトップの西川善文と、ゴールドマン・サックスのトップのポールソン会長と、竹中平蔵とが密会して密約を交わしたワケだけど、今度はその西川善文が、350兆円を持つ日本郵政のトップになったワケだし、その脇を固める取締役も、竹中平蔵の息のかかった団宏明と高木祥吉なんだから、これならアメリカからどんなハゲタカがやって来ても、竹中平蔵が中心になって、いくらでもアメリカのお望み通りの密談を交わせることだろう。
だけど、せっかく民営化しても、赤字運営の郵便業務や窓口サービスと、莫大な黒字の郵貯と簡保を一緒にされちゃったら、自分たちのムシリ取ろうと思ってるお金が、赤字部署のホテンにも使われちゃう。それでブッシュは、「必ず4分割させて、黒字である郵貯と簡保は独立させろ」って命令したのだ。そうすれば、赤字を出してる地方の郵便局はどんどん潰れるけど、黒字の郵貯と簡保はそれを助けなくていいから、アメリカは好きなだけお金をムシリ取って行けるってスンポーなのだ。そして、コイズミは、こんなふざけた命令に二つ返事でオッケーと言い、さらには、「アメリカ国債の購入」って言う、アメリカに対する直接投資を倍増することまで勝手に約束しちゃったのだ。こう言うのを「ドロボーに追い銭」って言うんだと思うけど、コイズミって、どうしてこんなにマヌケで、どうしてこんなに使い物にならないバカ総理なんだろう。
‥‥そんなワケで、結局、すべてはブッシュのオモワク通りに進み、あと3〜4年もしたら、ニポンの経済は完全にアメリカに支配されちゃうだろう。そして、すべてアメリカ主導の押しつけが日常的になり、環境を破壊しまくるアメ車はバンバン輸入されるだろうし、狂牛肉もバンバン輸入されるだろうし、農薬まみれの果物や野菜もバンバン輸入されるだろうし、ニポン人の主食であるお米までが、カリフォルニア産のコシヒカリだのアキタコマチだのが主流になるだろう。そして、ニポンの農家は次々と消えて行き、「主食のお米くらいニポンで作ったものを食べさせろ〜!」なんて抗議した日にゃあ、レイバンのサングラスをかけてコーンパイプをくわえたオッサンに、「何言ってんだ!アメリカは米国って言うんだからアメリカのお米こそが本物なのだ!」なんて怒られちゃったりして‥‥ってことで、オアトがよろしいようで〜テケテンテンテンテンテン‥‥なんて思う今日この頃なのだ。
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