いよいよ大詰めか?
今回のインチキマンション問題で、国会に参考人として呼ばれた厚顔無恥な6人衆だけど、どいつもこいつもテメエの保身しか考えてない人間のクズばかりで、良くもまあ次から次にポンポンと嘘が出て来るもんだって、IQの高い自民党支持者ですら呆れ返ったことだろう。あの中じゃ一番マトモそうに見えるイーホームズの藤田東吾にしたって、あれほどのズサンな検査をしてたクセに、ヒトコトの謝罪も無く、あくまでも、「見抜けなかったのは姉歯の偽造が巧妙だったからで、自分たちはキチンと検査をした」って言う姿勢を変えようとしない。それどころか、「日本ERI株式会社」の名前まで出して、「見落としてたのはイーホームズだけじゃない」ってことを印象づけさせた上に、「日本ERI株式会社はインペイしたけど、うちはちゃんと告発した」って言う形をとった。つまり、悪いことをしたヤツが、自分よりも悪いことをしてるヤツのことをチクッて、自分の罪を軽く見せようって言う小学生の方法論だ。まあ、これはヒョウタンからコマで、「いいぞ!東吾ちゃん!」って感じだったけどね。
それにしても、あの小嶋進って、本物のバカだね。テレビに出て来た時から、支離滅裂なニポン語で何を言ってんのか分かんなかったけど、いくらバックに、あのオナジミの広域ホニャララ団がついてるからって、すでに破綻が目前まで迫ってるヒューザーなんか、もう何の魅力も無いんだから、助けてくれるワケないじゃん‥‥って言うか、ヒューザーのセイで、自分のとこのフロント企業のダイナシティまでダメージを受けちゃって、株価が急落してんだから、広域ホニャララ団はダイナシティのことで精一杯で、倒産する会社なんかにカマってらんないってのが本音だろう。
だけど、ぜんぶのテレビのニュースを見たワケじゃないけど、あたしが見た何本かのニュースは、どれも怒鳴り散らしてるヒューザーの小嶋進とか、何を質問されてもトボケまくる木村盛好とか、ヅラからのキックバックを追及されるハゲとか、こんな末端のチンピラのくだらないやり取りしか放送してなかった。莫大な税金を使って、せっかく3時間も参考人質問をしたんだから、こんなどうでもいい部分じゃなくて、あたしが何度も言ってるように、すべての黒幕、「総合経営研究所」の内河健(うちかわたけし)についての質疑の部分を放送しなけりゃ意味無いじゃん!‥‥なんて思う今日この頃、皆さん、まだインチキマンション問題に興味がありますか?
‥‥そんなワケで、色んなブログがインチキマンション問題について書いてるみたいだけど、いつでも一歩も二歩も先を行く「きっこの日記」としては、自民党森派の金権癒着議員、伊藤公介のことが報道される5日も前に、「ヒューザーには癒着してる自民党議員が2人いる」ってことを書いてる。そして、今んとこ名前が出てるのは伊藤公介だけだけど、もう1人の名前も、そろそろ出るハズだ。それは何でかって言うと、そのもう1人って言うのが、伊藤公介に極めて近い人物だからだ。実際の話、ここに名前を書いてもいいんだけど、20日の日記に伊藤公介の名前を書かなかったのと同じ理由で、「今、そいつの悪事の動かぬ証拠を集めてるところから、新聞発表があるまではWEBには実名を書かないでくれ」って頼まれてるからだ。
ちなみに、伊藤公介ってのは、「学歴詐称、年金未納、企業癒着」って言う三冠王で、得意ワザは「パーティーでの資金集め」って言う、絵に描いたようなクズ議員だ。ヒューザーの小嶋と知り合ってからの7年の間に、1千万円以上もの献金を受けてる上に、ゴルフだホテルだ料亭だと接待を受けまくっていた。そして、森派の中ではコイズミに一番近い側近中の側近だから、この伊藤公介の仲介で、ヒューザーの小嶋進とコイズミとは何度も面識がある。だからこそ、ヒューザーの社長室の特等席に飾ってあるのが、コイズミと小嶋進とのツーショット写真なのだ。クズ政治家とクズ社長、類は友を呼ぶとはこのことだろう。
だから、できることなら、もう1人の小物よりも、コイズミとヒューザーとの間接癒着が露呈したほうが、あたし的には楽しくなる。まあ、その辺はいつものパターンで握り潰されちゃうだろうから、結局は、真実はヤミの中って感じになるんだろうけど、少なくとも、民間については一番悪い黒幕まで追及して欲しいと思う。だからこそマスコミは、「小嶋進の逆ギレ」なんて、どうでもいいシーンなんか放送しなくていいから、「総合経営研究所」の内河健についての質疑の部分を放送して欲しかった。
‥‥そんなワケで、ニュースでは放送されなかったけど、木村建設に利益だけを追求した手抜き工事をやらせた張本人、「総合経営研究所」の内河健についての質疑もちゃんと行なわれたのだ。あたしは、内河健が木村建設の黒幕だってことを23日の日記、「本当の黒幕は?」に書いたけど、テレビも新聞も週刊誌も、末端のチンピラたちの大騒ぎばかりを報道してて、どこも元凶を追及しようとはしなかった。それどころか、コイズミの偉大なるイエスマン、白ブタ武部に至っては、コイズミを守るために、「悪者探しに終始すると業界がつぶれる」なんてトンデモナイことを言い出す始末。
で、29日付けで発売された「週刊朝日」の「姉歯ハレンチ建築士偽造本当の黒幕」って言う記事で、ようやく、木村建設に今回のような工事方法を指南した黒幕として内河健のことが書かれたんだけど、それでも、「建設業専門コンサルタントのU代表」って言うイニシャルでの掲載だった。ハッキリ言って、いくらヒューザーが「手抜き工事をしろ!」って言っても、それを請け負う建設会社が無ければ、今回みたいなマンションは1棟も建たなかったワケだ。だから、他の多くの建設会社が、「そんな建築坪単価じゃマトモなマンションは建てられませんよ」って言って断わって来たヒューザーからの発注なのに、それをホイホイと「うちに任せてください!」って言って請け負い続けて来たのが木村建設なんだし、その木村建設に手抜き工事の指南をしたのが内河健なんだから、今回の問題の黒幕は?って言えば、誰の目にも明らかだろう。
そして、前にも書いたけど、木村建設の東京支店は、内河健の総合経営研究所が所有する新宿のビルに入ってるし、それだけじゃなく、木村建設の木村盛好の奥さんが社長をつとめる「平成設計」は、神田にある総合経営研究所の本店に同居してて、総合経営研究所の役員の名刺には、この「平成設計」が関連企業として明記されてるのだ。この「平成設計」ってのは、もちろん木村建設の子会社‥‥って言うか、名義こそ別会社にしてるけど、ようするに、木村建設が手抜き設計をしやすくするために、本社から独立させたインチキ設計の専門部署なのだ。だから、木村建設が請け負った仕事の中で、キチンと建設するものに関しては外部の設計事務所に発注して、鉄筋の数を減らすインチキ設計に関しては、自分の奥さんの「平成設計」へ回してたってことだ。
だからこそ、木村建設が手掛けた数ある建物のうちで、この「平成設計」が設計を担当した「プレッソイン五反田」や「パークイン平塚」などばかりが、インチキ工事が発覚して、耐震強度不足で、軒並み営業中止に追い込まれてるってワケだ。そして、こう言った不正に利用されたのが姉歯建築士ってことで、ここまでの流れを見れば、一番悪いのは誰かってことは、カモノハシでも分かるだろう。それなのに、単なる将棋のコマの「歩」にしか過ぎない姉歯が、ビビッて参考人質問に出て来なかったことをイイコトに、よってたかって姉歯1人に罪をなすりつけようなんて、まるでコイズミ劇場を見てるような茶番劇だった。これで姉歯が自殺でもしちゃったら、完全に思うツボじゃん。
とにかく、前にも書いたけど、今から20年以上も前に、木村盛好の交通事故が原因で木村建設の業務が一時ストップしちゃって、会社が傾きかけた時に、それを救ったのが内河健で、それ以来、木村は内河のことを「命の恩人」「経営の神様」ってアガメタテマツッてて、自らを「内河塾の塾生」って呼んでいる。鶴蒔靖夫(つるまきやすお)って人が書いた「木村イズム『現場力』で勝つ!」って本は、鶴蒔靖夫が木村盛好と対談したテープを起こして書き上げた木村盛好の伝記みたいな本だけど、この本の中には、「(木村建設の)成長のきっかけは内河氏との出会い」とまで書かれている。そして、全国の中規模の建設会社を回って、極限まで建材費を削ったスピード工事のセミナーをして回る内河には、この木村と同じような弟子が何人もいて、その異常な崇拝ぶりは、「内河塾の塾生」って言うよりも「内河教の洗脳信者」って感じなのだ。
つまり、今回はたまたま木村建設や姉歯建築士の事例が表ザタになったけど、実際には、第二、第三の木村建設や姉歯建築士がいるってことなのだ。たとえば、28日に耐震強度の偽装が発覚した奈良県の「サンホテル大和郡山」と「サンホテル奈良」は、木村建設じゃなくて、大阪の「豊国建設」が施工してる。そして、設計は平成設計じゃなくて、総合経営研究所の関連企業の「総研ビー・エイチ企画」が行ない、構造計算書だけを姉歯建築士に作らせていた。だから、マスコミや行政は、ヒューザーとの関連から木村建設ばかりを問題にしてるけど、一番の黒幕、内河のほうから見たら、木村建設なんてのは、たくさんいる弟子のうちのひとつにしか過ぎないのだ。
だから、内河健ってのは、京王電鉄やJR西日本などに究極サイズのビジネスホテル企画を持ち込み、利潤のみを追求した欠陥ホテルの建設を煽って来た張本人てワケで、今回の木村建設なんて、まさしく氷山の一角なのだ。つまりは、内河の息のかかったいくつかの建設会社の中で、もっとも言いなりになってたのが木村建設だったってことで、程度の差こそあれ、「プレッソイン」「三交イン」「エースイン」「第一ホテル」など、駅に隣接したビジネスホテルの建設に関わった業者は、どこも同じようなことをして来たのだ。だから、その建物が仮に強度基準をクリアしていたとしても、規定ギリギリまで建材費を削った極めて危険な建物だってワケだ。何しろ、「極限まで建材費を削りできる限り早く建てる」って言うのが内河の自論なんだから、内河の出すプラン通りに建設したら、どんなものが建つかは簡単に想像できるだろう。
‥‥そんなワケで、今回の国会の参考人質問で、総合経営研究所の内河健との関係を追及された木村盛好は、他の質問と同様に、ボケーッとしたバカヅラで、「内河所長とは1年以上会っていない」と平然と言い放った。だけど、この数日前に、総合経営研究所のほうに木村盛好との関連を聞いてみたら、担当者は「もう2年以上も会っていません」って言ってた。まあ、大きな意味で言えば、「1年以上」と「2年以上」はイコールで結ばれるけど、このアバウトさは、どっちもその場の思いつきで言ってるとしか思えない。そして、カンジンの内河健は、現在、愛人と「タイ」に海外出張中だから、帰って来た時に木村盛好とどんな口裏合わせをするのか、今から楽しみだ。何しろ、内河と癒着してる自民党の議員や外務省の官僚の名前が何人も挙がってるから、これでコイズミにトドメを刺せる!‥‥なんて思ってワクワクしちゃう今日この頃なのだ。
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