石原知事:節電ルール、政府に導入申し入れへ

2011年4月15日 19時18分 更新:4月15日 20時58分

節電対策を余儀なくされている清涼飲料水の自動販売機=東京都内で2011年4月、米田堅持撮影
節電対策を余儀なくされている清涼飲料水の自動販売機=東京都内で2011年4月、米田堅持撮影

 石原慎太郎・東京都知事は15日、神奈川、埼玉、千葉の4都県5政令市で今夏の節電に関する共同のルールを近く策定し、政府に導入を申し入れる考えを明らかにした。

 石原知事は「国難の中で生活様式を変える必要がある。戦争中も灯火管制で明かりが漏れたら周りから注意された」など戦時中の体験を引き合いに、パチンコや自動販売機の電力消費を「無駄」と改めてやり玉に挙げた。

 業界によると、東京電力管内のパチンコ店のピーク時の消費電力は計84万キロワット、清涼飲料水の自販機は計26万キロワットという。日本遊技関連事業協会は「パチンコをやめれば電力不足が解消するような言い方は納得できない。節電に努め、休業日の増加も検討中だ」と反論した。【石川隆宣】

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