小沢元代表:菅政権を批判「被災者は強い不安」

2011年4月13日 18時3分

 民主党の小沢一郎元代表は13日、東電福島第1原発事故などに関し「菅(直人)首相自身のリーダーシップの見えないままの無責任な内閣の対応は今後、更なる災禍を招きかねない」などと厳しく批判する見解をまとめた。見解は同日開かれた小沢元代表を支持する新人衆院議員のグループ「北辰会」の会合で配られた。

 小沢元代表は「被害にあわれた方たちは、菅政権に対して『本当に我々の暮らしとふるさとを復活させてくれるのか』と強い不安を抱いている」と指摘。統一地方選での民主党敗北については「国民からの菅政権への警告だ」とした上で「政治家が最後に責任を取る覚悟を持てないのであれば、何のための政権交代だったのか」と述べ、執行部の辞任を求めた。【葛西大博】

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