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[24048] 【短編ネタ】いい男が召喚されました(Fate×くそみそ)R15注意(修正)
Name: 星の弓◆ecc39788 ID:da023e67
Date: 2010/11/06 16:14
他の小説がスランプ気味なので、息抜きに書いてみました


その日、間桐慎二は荒れていた。

妹の桜がサーヴァントの召喚を拒否していたからだ。

大方衛宮と争うのが嫌なんだろう。

なんで僕には魔術回路がないんだ!!

父の代で途切れた?ふざけるなっ!!!




慎二は、自分には魔術の才能がないと分かると、桜を犯していた。

苛立ちをぶつけるように。

桜の中の虫の影響で精気が必要?

関係ない。

僕に従っていればいいのに、衛宮に桜を持っていかれるようなカタチになってしまった!!

桜!何様のつもりだ!!!

お前は僕に従っていればいいんだ!!

その態度が別の平行世界の桜に■される結果になるのだが、置いておこう。


慎二は半ば自棄になって、サーヴァント召喚の儀式を行った。

「ぐっ!!?」

慎二の腕に令呪が刻まれる。

やった!?成功した!!?


慎二は喜びながら己のサーヴァントを見た。



何故かツナギを着た日本人男性がそこにいた。

(ベンチがないので)近くにあったイスに座り、男はツナギのジッパーに手を掛けて…。それをゆっくり下ろしていく…。




「やらないか」





慎二はそこから先の記憶はない。

桜と臓研が尋ねると、クラスはライダーで、阿部高和と言うらしい。

「俺も(ある意味)戦えるからさ、聖杯を手に入れようぜ」

ライダーは張り切って言う。

「どうしてですか?」

桜が尋ねると、

「いや~、あの予備校生以来…いや、なんでもない。
とにかく男のアレを掘るためさ」
「そ…、そう(汗)」

桜はその日、慎二の遺影を作った(まだ死んでない)。




「おう、てめぇがサーヴァントか?
…てなんでツナギなんだ?」
「あ、あれはランサーのサーヴァント!!?」

慎二が参戦できないので、桜が形だけでも参加することにして、夜の街を巡回。

そこに青タイツの男と遭遇した。

「オラオラオラッ!!!」

ランサーの残像すら見えない神速の突きを、何もしていないようにしか見えないのに、全てさばいているライダー。

「くそ!!自らの武器を隠しているとは何事かっ!!」
「しょうがねぇなぁ。
分かったよ。今度はゆっくりやってやるよ」

ライダーは余裕の表情で、構える。






…その様子を千里眼で見ていたアーチャーの顔は真っ青だ。

「どうしたのよ?」
「いや…、サーヴァントが戦闘しているようなのでね…?どうする?」
「…今日は引くわ。一般人にも危害が及んでるわけじゃなさそうだしね」
「ああ…(た、助かった~)」

アーチャーは思う。

何でだろう…。桜のサーヴァントは生前に見た記憶がある…。

創作物の人間のハズではなかったのか!?

それに…、アレを見ていると、忘れたはずの学友を思い出してしまう。

自分のマスターと因縁があったあの生徒会長…。

あ…、涙が出てきた…。




ライダーは腰の動きだけで、ランサーの深神速の突きをいなしていたのだ。

「こうなったら…、
ゲイ(刺し穿つ)…、ボルク(死棘の槍)ッ!!」

と、ランサーは自らの宝具を使う。

が、


ブスッ!!

「「ッ!!?」」

驚愕したのは桜とランサー。

ライダーは、因果の逆転をさらに捻じ曲げ、自分の尻の穴に槍が刺さった状態になている。

「腹ん中がパンパンだぜ」
「ノーダメージだとっ!!?うわ…!きたねぇ!!」





桜がマスターだと士郎にばれたとき。

桜が士郎の精気を欲しているので、情事に励む。

ライダーは、桜に令呪を使われて、「先輩の貞操を壊さないで」と言われた。

「兄さんならいくらでもあげますから」

と、満面の笑みで言われたライダーは、間桐家に行き、その矛先を慎二に向ける。




アッーーーーー!!!!






「アーチャー…、ライダーには気をつけような」
「…同意しよう」

士郎とアーチャーは、色んな意味で同盟を結んでいた。

ライダー注意同盟と…。


ライダーは、士郎もいい感じなのに…とおもっているが、桜から禁止されている。

ならばせめて淫夢で…。


今、トイレを求めて疾走している俺は、正義の味方を目指す、ごく一般的な男の子。

強いて違うところをあげるなら、魔術が使えるってトコカナ。

…と、

ツナギを着た若い男がベンチに座っていた。


「ま…まさか…」



「やらないか」




その日、士郎の体重は心労で5キロ痩せていた。




「言峰…」
「アーチャーの腕の侵食が限界を超えているな」


聖杯に汚染された桜を助けて…、後はコイツを何とかして終わりなのに…!!

「しょうがねぇなぁ。いいよ、いいよ。
俺がなんとかしてやる。士郎は聖杯の破壊を急げ」
「ライダー!?いつの間に…っていうか、どうやっってそんな短時間で回復した!?」
「細かい事はいいからさ、それより、あの聖杯をみてくれ。
アイツをどう思う?」
「すごく…大きいです」



「ライダー、貴様が私を足止めすると?」
「俺の宝具でな…、いくぜ!!
くそみそテクニック(ハッテン場の理想郷)!!!」


と、世界が塗り替えられる。

「固有結界!?…何故公園なのだ?」
「やらないか」



この結界の中にいる男は誰もがホイホイついてっちゃうのだ♥




2年後。

「あら、ライダー?」
「凛か、ロンドンから帰ってきたのか」
「まあね…。士郎から吸えないからって、程々にしときなさいよ?」
「いや、慎二だけじゃおさまりがつかないんだよね」


終われ。






クラス・ライダー

真名・阿部高和

マスター・間桐慎二⇒間桐桜

身長・体重 イイガタイ

性別・男性

筋力A

耐久A

敏捷A+

魔力EX

幸運A+

宝具?

単独行動EX
世界に男がいる限りマスター不要。

騎乗EX
その気になれば乗るなんて楽勝だ(男限定)

直感(偽)A+
いい男を見つける才能。

カリスマA+
ここまで来ると、魔力・呪いの類(男限定)。
ネットで多大な人気を集めたw

理不尽EX
因果の逆転さえ捻じ曲げる(男限定)。


宝具
くそみそテクニック(ハッテン場の理想郷)

ライダーが可能とする固有結界と呼ばれる特殊魔術。

この結界内にいる男性は、ライダーに魅了され、ホイホイついて行ってしまう。
その後どうなるかは、読者のご想像にお任せする。



彼は、バーサーカーを除けばアーチャー、ランサーにも適性がある。

ナニを射出し、何で貫くのかは、突っ込んではいけない。



どうやって慎二から桜にマスター権を移住したか、
何故慎二が召喚できたかも突っ込んではいけない。


~あとがき~

他の小説はもう少し待ってください(謝)

この小説は連載しても短編になると思います。

多分しませんが…



[24048] この魂はきっといい男で出来ていた。
Name: 星の弓◆ecc39788 ID:da023e67
Date: 2010/11/07 16:00
今回はガチ度がさらに高いです。

ご注意をw

ご気分を害されても作者は責任を持てません。






















体はいいガタイで出来ている。

血潮はくそみそ

心はガチ

幾度のハッテンを越えて魅了

ただの一度の失敗は無く

ただの一度も先に果てない

彼の者は常に公園で

ツナギの下の象徴を打つ

故に女性相手に意味は無く

この魂はきっといい男で出来ていた



この日、士郎の見た悪夢は裸の男の上で腹上死しているこれまた裸のいい男の夢を見た。

士郎はきっと5キロ痩せただろう。




遠坂家では、本来の世界で正義に絶望した弓兵に替わり、いい男が召喚された。

凛が部屋をぶち破ってサーヴァントがいるだろう部屋に入ると、
ツナギを着た男性が崩れた家具の上に座っていた。

「うーん…。マスターが男の子じゃないからやる気にならないなぁ」
「もげろ」

しかし、凛の罵倒も笑って聞き流すアーチャー、
真名は阿部高和と言うらしい。






士郎がキャスターに拉致られ、柳洞寺で令呪を奪われそうな場面。

「シロウッ!!無事ですか!!?」
「セイバー!?アサシンは何をしているの!!?」
「そ…それは…」

キャスターの苛立ちに似た問いに口ごもるセイバー。

「まさか…」
「はい…。アサシンはアーチャーに掘られています」
「なっ!?(宗一郎様が危険だわっ!!!)」

嫌な予感が的中し、危機感を覚えるキャスター。




キャスターデッドエンドルート。

「獲物がかかった…私の性癖を追求(以下略)」

一世が何故かツナギ来て迫った!!!

「アッーーーーーー!!!!」






言峰教会地下


「アッーーーーーー!!!!!」

謎の液体が葛木に命中し、葛木は果てて気絶してしまった。

「宗一郎様っ!!!?」

その光景を見たキャスターは、ショックで消滅してしまう(ショック死?)。

そして

士郎のケツを狙うべくアーチャーは固有結界を発動。

しかし、セイバーが士郎を庇い、何とかトイレに拉致られるのを防ぐ。

凛にガンドで突っ込まれるアーチャーだが、凛がアーチャーに拉致られる。

「凛を返してほしかったら、俺に掘られてくれ」
「命令形じゃないのが気になるんだけど…」






アインツベルン城

「俺は…、来る日も来る日も男のケツを掘っていたんだ…。
自動車修理工で働きながら…」
「意外とまともなところに就職してたんですね」

何故か敬語になる士郎。

「何故シロウの貞操を狙うのです」
「俺は、ノンケだって構わないで食っちまう人間なんだぜ」
「シロウのお尻は渡さない!!
そのくらいなら私が士郎に犯される!!」

士郎は大真面目な顔でとんでもない事を言うセイバーのセリフに、頭を地面にたたきつけた。

悪夢なのか?

セイバーってこんなキャラだっけ?

そして、何故かセイバーとアーチャーの対決になる。

「私の勝ちです。
あなたのスキルも女である私には通用しません。
私は今日ほど女である事を喜んだ日はありません」
「ああ…、君に免じて士郎は諦めよう」





最後の戦い




「固有結界?それが貴様の能力か、アーチャー!!!」
「いくぞ、英雄王。
精力の貯蔵は十分か」

英雄王は男性。

ならばアーチャーの固有結界にいればどうなるか…。


「や、やめろ貴様…。わ、分かった!!!
我の財で欲しいものがあれば…!!!」
「いや、俺が欲しいのはお前だ」




アッーーーーーーー!!!!







「アーチャー…」
「聖杯がなくなったからもう限界できないな…。
士郎も俺のとは違うけど、固有結界を持ってるみたいだ…。
しっかり彼の才能を開花させてやってくれ。
封印指定とかには気をつけてな(聖杯から知識を得ている)」
「うん!!分かってる!!」


と、ここで終われば綺麗に締まるのだが、そうは問屋がおろさない。



「答えは得た、
大丈夫だよ遠坂。
俺もこれから男達のケツを犯しに行くから」
「二度と帰ってくんな」


終われ





~あとがき~


思った以上に感想数が多かったので

第2弾を作りました。

感想を見てますと阿部さんのカリスマ度が高いと実感しますw



[24048] 命や時空すら超えるいい男
Name: 星の弓◆ecc39788 ID:da023e67
Date: 2010/11/08 20:57


「バーサーカーなの?」
「ああ。といっても男のケツを掘る時しか狂化出来ないんだよね」

イリヤが召喚したサ-ヴァントはツナギを着たいい男だった。




新都ビル屋上

「ライダーが負けて令呪が消えたんじゃ…、
クソッ!!衛宮め!!」

と、慎二が新都のビルから逃げようと走るが、開いたままのドアに目が入った。

嫌な予感がした慎二は見なかった事にし、逃走を再開…。

が、

「ライダーのマスター?悪いけどわたしのサーヴァントの【食事】につきあってね?」

イリヤは魔眼で慎二の動きを封じ、開いたドアのオフィスに慎二を拉致る。

オフィスの椅子に座り、自分のツナギのジッパーを下げるバーサーカー。

慎二は思った。

見ちゃダメだ見ちゃダメだ見ちゃダメだ見ちゃダメだ
見ちゃダメだ見ちゃダメだ見ちゃダメだ見ちゃダメだ
見ちゃダメだ見ちゃダメだ見ちゃダメだ見ちゃダメだ



「やらないか」



その後慎二は、勤務に来た人がトイレで発見するまで気付かれなかった。





ちなみに、原作の最初のセイバーVSバーサーカー戦ではバーサーカーが何故か自重した。

なんでも、楽しみは後に取っておくとか。

イリヤは不満そうな顔をしつつも、特に反対しなかった。





そうして何故か士郎とのイベントは自重するバーサーカー。




「誓うわ。今日は一人も逃がさない」
「アーチャー…、少しでいいわ。
1人でアイツの足止めをして」
「凛…それは私に死ねと言っているのか?(涙目)」
「アーチャー…、犠牲になってくれ」
「衛宮士郎!?
…ッ貴様ッ!!それでも正義の味方か!!!?」


そんなもめごとがあるが、バーサーカーは思う

(士郎くん…。君を狙うのはまだ当分先さ…。
その時は、とことん喜ばせてやるからな)






士郎はこの時、体感温度で10度くらい下がったらしい。






『──────“So as I pray, unlimited blade works”(この体はきっと剣で出来ていた)──────!!!』



「この無限の剣で君を貫こう」
「嬉しい事言ってくれるじゃないの。
ちなみに俺を12回イカせないと倒せないからな!」
「んなにいいいいいぃぃぃぃぃぃぃッ!!!!?」





でも、アーチャーは昇天できてもセイバーには叶わなかった。



女相手じゃあなぁ…だが、




(これからだいぶ先の話になるが…、準備してるか)


阿部高和は張り切る。





「シロウ…、貴方を愛している」
「セイバー…」




1つの主従は愛を誓い、永遠の別れを告げる。



(BGM・夢の終わり)





1人は追い、1人は待ち続けた。



2人の守護者。





アルトリアと士郎。


青い空…白い雲…


黄金に輝いているように見える草原…


美しき風景の中で思い人を待ち続けるのは…



「シロウ…私はいつまでも待っています…ムグッ!!!!?」













息が切れるなんて何年振りだろう…。




まるで未熟なころに戻ったみたいだ。




美しい風景の中で見たモノは…。


「!!?」


公園こそないものの、美しい草原には場違いすぎるベンチ。


そして、その脇にあるレンガ造りの公衆トイレ。



ベンチに座るのはツナギを着た、イイ男♂が…

(BGMが止まり)


「やらないか」







(い○じボイスで、BGMは、読者のお好みで)こうして、人は営みを続ける。


俺達の営みはこれからも続いている。








ちなみにセイバーは、公園の女子トイレで縛られて口と目をふさがれた状態で悶えていた。







「ところでさ」
「がお?」
「君は女の子なのに、そのたてがみ、雄ライオンのだよね?」
「が、がお~っ!!!?」



終われ




~あとがき~

士郎は結局掘られちゃうのでした♥



[24048] 逃れられない宿命、それがいい男さ!
Name: 星の弓◆ecc39788 ID:da023e67
Date: 2010/11/10 20:18


ボクは、いつの間にか学校の様な所に迷い込んでしまったんだ。

名前は道下正樹

ボクは、不思議な声と人形に導かれてヘンな空間に入ったんだ。


しかし、人形は相手の人形らしきものに滅多打ちにされて負けてしまった…。


僕の意識はここで途絶えた…。

あっけなく果ててしまったんだ…。








彼の物語はここで終わったが、君はどうだろうか。

まずは、君の名前を聞こう…。


…ふむ、そうか。では、君の欲しい力を決めてくれ。






 剣を持つ男装の少女
 
 赤い服を着た無骨な武人

 妖艶な和服の少女

⇒ツナギを着たイイ男

(強制決定)



っておい!!!勝手に決めんな!!!




そうして、敵のドールに負ける…。

まだ諦めない…!!!

こうして、サーヴァントの召喚…なのだが!



現れたベンチに公衆トイレ、

ツナギを着た男は開口1番に


「やらないか」





こうして男性主人公は逃げられず、召喚3秒で素裸に向かれてしまうのでした。


「おや、あそこに倒れているのは…」
「ウホッ!!いい男!!」
『なっ!!?生き返った!?』

天の声が何気に1番驚いている。

『よかろう、道下正樹。君も聖杯戦争に参加すると言い』


果たしてこの物語は続くのか!?









マイルーム


「なあ、やっぱりベンチとトイレは必須なのか?」
「いいこと思いついた。お前、俺のケツの中…」
「いらんわ!!」


タイガークエストでインテリアを集めても、全て彼の都合のいいように改装されてしまうのだ。



そうしてヒロインは道下ルートに…。

「ならなくていいわっ!!!」
「私達の立場が…」

焦っているのはやはり凛とラニだった。






~あとがき~


サーヴァントの強制決定…。

考えたくもない。

選択肢のテキストがなんか違う気がするのはご容赦を



[24048] 疑惑
Name: 星の弓◆ecc39788 ID:da023e67
Date: 2010/11/24 21:22
~大河視点~

ども、藤村大河です。

タイガー言ったら竹刀でお尻ペンペンだぞ!!

…そんな事はさておき、うちの士郎が最近おかしいのです。

ツナギで何かしている時に限って、土蔵から声がするのです。

はっきりとは聞き取れませんでしたが、「やるのか?」とか「やらないか?」とか。

士郎以外の男の人の声が聞こえるんです。









~土蔵の中~

「なんだよアーチャー…」
「何…、貴様の投影の制度(基本骨子の想定とか)がまだまだ甘いのでな。
見かねて様子を見に来たのだ」
「なんだよ!文句があるのか?
…それともいつかの続きをやるのか?」
「それもいいだろうが…、今は貴様の成長を不本意ながら見なければならん。
凛が用事でいないのでな…。
丁度いい。私と組み手をやらないか?」
「…あの時みたいに打ち合いながら…か。
でもさ」
「なんだ?」
「お前のセリフの最期の方だけい○じっぽくなってるのは気のせいか?」
「それを言うなら貴様こそ…ッ!!」


しばし、気まずく沈黙する二人。

「やめよう…何か俺達誰かに毒されている気がする」
「奇遇だな…私も何故か美しい草原の真ん中にある、場違いなトイレで…」
「…!!!!うわっ!!想像しちまったじゃないか!!!」
「言うなっ!!!」





大河は、土蔵の中から聞こえた会話が所々しか聞こえなかった。

しかし、【やらないか】とか、【トイレ】という単語ははっきり聞こえたらしい。

教師として、姉として介入すべきなのだが、何故か近寄れないオーラがあったという。


そして、疑惑に拍車をかける出来事が。



「衛宮」
「何だ一成?」
「今度の新学期から新しい教師が赴任してくるらしいぞ?」
「どんな人なんだ?」
「名前は、阿部高和っていうらしいんだが」
『「ぶっ!!!!!」』

士郎と、凛の護衛(大して意味は無い)のため、霊体化して様子をうかがっていたアーチャーが噴き出した。

「どうした?」
「いやっ!!ナンデモナイヨ?」

士郎は引き攣った笑みでごまかす。

「そう言えば…あの人を見てから俺の中にある何かが騒ぎ出すんだ」
「何だ?」

士郎は嫌な予感がしながらも尋ねる。

「遠坂に衛宮をわたしt」
「あー!!あーー!!聞こえない!!」





その様子をドア越しに聞いていた藤姉。

その受難は続く。





「フフフ…まあまあだな」

阿部さんは一成にある種の魅了の魔眼(何で魔眼持ちなのかは突っ込んではいけない)を使い、一成を誘惑しようとした。

しかし、一成の士郎への執着度は高く、ホイホイ連れてけなかったが、これはこれで面白そうだと、成り行きを見守ることにしたのだ。





~あとがき~

この話、続けようとすると怖いですね…。



[24048] いい男は混沌をも超える(但し、男限定)【←ここ重要】
Name: 星の弓◆ecc39788 ID:3f3624c3
Date: 2010/12/12 19:51

「あ~あ、正義の味方っていっても、悪い奴が転がってないんじゃつまんないしなぁ」

そう言いながら街を闊歩するのはネコミミ金髪美女、ファンタズムーン。

キャスターから強奪した杖を持って、悪い奴を探すのだ。


「ねぇねぇ」
「うん?どうした」

ファンタズムーンは、ツナギを着た男性に声をかける。

「この辺に悪い奴っていないかな」
「いや、イイ男ならすぐ見つけられるんだが」
「いい男ねぇ…」

その言葉にファンタズムーンは、しばし考える。

「そうだ、ここ最近吸血鬼騒動があって、協力してもらいたいんだけど」
「吸血鬼?」
「ネロ・カオスって男の死徒何だけど」
「いく!!!」

即答で返事をする阿部さん。






「なあ、アーチャー、阿部さん最近見かけないな」
「まあ、このままおとなしくしてくれた方がありがたいが…」


『次のニュースです。
町の住民を殺害した男を現行犯逮捕しました。
男は容疑を認めていますが、「ツナギ怖いツナギ怖いトイレ怖いトイレ怖い」と、意味不明の…』


テレビから流れてきた音声に士郎とアーチャーは、顔を見合わせる。

『なお、逮捕された男は、ネロ・カオス容疑者』



ブーーーーーーーーッ!!!!!!


士郎とアーチャー、そしていつの間にかいた凛が紅茶を噴き出した。





「何やってんだ阿部さーーーーーーーーんッ!!!!!!」


某所


「正義の味方って楽しーーい!!」



「でもあたしにゃ叶わないにゃ」
「俺のこれが世の中の役に立てるなら、悪くないな」
「でも公園がないと効果を発揮しないにゃ
正義の味方も男の味方にゃ」
「ん?何だい君は?」
「あたしは通りすがりの猫にゃ」

ネコに見えるか疑わしいネコアルク。

「色々カオス作るのにお前にいられちゃ、めんどうにゃ
それ!!!」



ゴキン!!!!



ネコアルクは、阿部さんの股間にミサイルを発射!!!


阿部さんは悶絶してしまう。


「ではばいにゃら~!!!!」
「あ、まちなさーーーーい!!!!」

逃げるネコアルク。

追いかけるファンタズムーン。


結局阿部さんが立ち直るまで2時間かかった。




本日冬木で逮捕された男性犯罪者、ネロ含め6名。


その全てがツナギとトイレと公園に恐怖した。




あとがき

阿部さんならある意味ゼルレッチをも超えられると信じている。

でも、女性には一般人にさえ勝てないw

それが阿部クオリティw



[24048] 漢の軍勢
Name: 星の弓◆ecc39788 ID:3f3624c3
Date: 2010/12/13 21:54
ウェイバー・ベルベットは、自身の魔術の家柄が浅い事にコンプレックスを持っていた。

だからこの聖杯戦争でよその連中を見返す。

…アナログ派の魔術師と比較し、比較的現代的でもあるのだが。

そして、英霊を召喚した。





それは、青いツナギを纏ったいい男だった。


その男はツナギのホックを下ろし


「やらないか」

と言ってのけた。

サーヴァントライダー、阿部高和。








しばらくして、アーチャーやセイバーと一緒にいるところにアサシンが攻めてきた。

「ち、我の邪魔をするとは…」
「あのアサシンは分身能力があるみたいですね…。
このままでは…」
「じゃ、俺がとことん悦ばせてやるからな!!」
「ら、ライダー!!?字が違うぞ!!?」



「行くぜ、固有結界…【漢の軍勢!!(世界のガチホモこの指とまれ)】」






こうして世界は一変した。


公園のトイレにベンチ。

そこには某予備校生が現れ、

「僕…。あなたみたいな人好きですから…」

アーチャーに迫っていく。

「な!!貴様!!寄るなっ!!!!
体が言う事を聞かん!!」


ライダーが生前に知り合ったありとあらゆるガチがいたのだ!!!

「私は何ともありませんが…って切嗣ーーーーーーッ!!!?」

いつの間にか結界の中に入ってきた切嗣を何とか助けようとするセイバー。

彼はガチの虜だ。

アサシンは勿論、言峰やランサー、ケイネス、時臣など、その場にいなかったはずの人たちまでが、いつの間にか結界の中に入ってきたのだ。

しかも、ほぼ全員が虜。

アーチャーは何とか理性を保っているが、体の自由は聞かない。

「わ、分かった!!我の財で欲しいものがあれば…!!」

どっかでやったようなネタで命乞いをするアーチャー。



セイバーはこの地獄絵図を青ざめた顔でただただ見ているしかなかったという。







固有結界、漢の軍勢

阿部さんが持つもう1つの固有結界。

阿部さんが生前に知り合ったありとあらゆるガチの人が、仮のサーヴァントとして結界の中だけに現れる。

結界の外側にいようが、魔力を持つ男性は、ホイホイ結界の中に入ってしまう。

結界に捉われれば、ありとあらゆる男性はガチの虜になる。

女性には一切効果がない。

アーチャーは、カリスマA+故、辛うじて理性は保てたが、体の言う事は聞かず、結局掘られた。



[24048] いい男を危険視
Name: 星の弓◆ecc39788 ID:da023e67
Date: 2011/01/24 23:30


ここはイケメンやいい男の英霊が集まる異空間。

阿部さんに目をつけられてしまった英雄達のトークショーが始まる。

「我は2度も掘られてしまった…」

ギルガメッシュが忌々しそうにつぶやく。

「私も掘られたな…。セイバールートと、ラストエピソードで…」

エミヤが語る。

「ラストエピソードは、あの坊主の方じゃねぇのか?」
「元は同じ衛宮士郎だ。」

クーフーリンがそれを聞くと、

「あいつ、オレのゲイボルクをケツで止めやがったんだよなぁ」
「私の燕返しも、あっさり見切られてしまった…」

佐々木小次郎も、自分の必殺を過去のものにされてしまい、落ち込んでいた。

「我が八極も…自身はないな…」
「私のガラティーンも、あの男に通用するのでしょうか?」

李書文、ガヴェインも、話を聞いてやる気をなくしている。

「オレの故郷の森も、どこかにツナギの男がいそうで怖ぇよ!」
「グオオオオオォォォォッ!!!」

ロビン、呂布もげんなりしている。

「おおっ!!神はあのツナギを許されると言うのか!!!」

ヴラド3世が吠える。

というか、彼の宝具が阿部さんにかかれば槍がアレと化しそうで怖い。

「世の宝具もあれほど捻じ曲げて再現するとは…」

イスカンダルが頭をかく。

「俺の魅了の魔眼をある意味凌駕しているぞ…」

ディルムッドがやさぐれている。

当然だろう。

「私の魔物がうんともすんとも言ってくれませんでした」

ジルが錯乱する。

「ところで…、さっきからヘラクレスを見ない気がするが…」

臓研のハサンが、思い出したように呟く。

「そういえば…どこにいるんだっ!?」
「フェイカー…。奴は、12回イカせないと倒せないんだったはずだ…」

ギルガメッシュの言葉で一同はハッとなる。

「まさか…」







「ーーーーーーーーーーーーッ!!!!」
「それじゃ、とことん悦ばせてやるからな」

嫌がっているヘラクレスをどうやってか無理やり押さえつけている阿部さん。

彼がヘラクレスをイカせた回数だけ、その命を得る不死の呪いを絶賛獲得中なのだ。

さあ、みんな!ホイホイついて行っちゃダメだよ!!







~おまけ~

白衣を着た男は思う。

「人類に争いは必要だが…、ゲイも(ネタ的な意味で)必要だ」
「トワイス…、()がなければ確実に誤解されるぞ」

救世主のサーヴァントは、半ばあきれたが、トワイスが望む漢を待ち続けるしかない2人であった。






~あとがき~

…なんだこれ?(自分で書いてて疑問に思った)



[24048] 危険度ランキング
Name: 星の弓◆ecc39788 ID:da023e67
Date: 2011/02/12 22:50


第5位

ヘラクレス


12回イカセラレタことによる。命のストックのなくなり方が半端じゃない。




第4位

ガヴェイン

イケメン。忠実。

阿部さんがマスターになったらそれは危険だ!!!



第3位


間桐慎二


現在も阿部さんに【食事】をされ続けている。

「もう死にたい」とは本人談。
さすがの桜も兄が可哀相になってきている。



第2位

ギルガメッシュ

カリスマA+も阿部さんには通用しない。

英雄王も阿部さんの前では小物の悪役になってしまう。




第1位

エミヤ


黄金の草原まで追いかけられた執念は半端じゃない。




「はっはっはっはっ!!!!
面白い事になっているじゃないか!!」

「キャプテン・ドレイク…。女でよかったな…」






~あとがき~

作者がうつ病気味



[24048] もし、ユリウスのサーヴァントが阿部さんだったら
Name: 星の弓◆ecc39788 ID:da023e67
Date: 2011/03/28 19:48
2回戦が終わり、いつものように後者を歩いていたら、突然、異空間に引きずり込まれた感じがした。

そこには、おびただしい数の素裸に向かれた男子生徒。

それを見ただけで吐き気を催した。

しかし、そこには電脳死したはずの慎二までいた。

まさか慎二も…?

「マスター!!」

アーチャーが干将・莫耶を構えて僕の後ろに立っていた。

「へぇ、よく俺の気配がわかったな」

そこには、ツナギを袖まくりで着ていた日本人男性がいた。

もし、その趣味の人が彼を見たら、間違いなくこう言うだろう。

ウホッ!いい男!…と。

彼のツナギからは見たくないものが露出されていた。

「貴様もこの世界に召喚されていたとはな…」
「座にいてもやること無いし、退屈なんだよね」

アーチャーが、今までに見たこともないようなこわばった表情でツナギの男性を見る。

「時間切れか。俺はノンケだって構わないで食っちまう人間なんだぜ」

そういってツナギの男性は去って行った。

「アーチャー、あの人知ってんの?」
「…生前に色々とな」

アーチャーはそう言って過去の記憶を掘り返す。

アインツベルン城での足止めに、黄金草原まで追いかけられた執念深さ。

そして、ついに彼の餌食になってしまった…。

思い出したくない。












5回戦7日目

「貴様がアサシンのクラスとはな」
「気配もせずに後ろに立たれちゃ、確かに気配遮断のスキルを持ってても不思議じゃないな」
「どこぞの拳法家みたいな、圏境までは無理だったけどね」

僕達の会話に入ってこないユリウス。

「まさか、ユリウスも餌食になったのか」
「…」

沈黙。

どうやら図星らしい。

「令呪の縛りにさえ抗うサーヴァントなぞ聞いたことがない…」
「ユリウスよ…、そいつは男相手なら死徒にすら勝った男だ。
…そのかわり女性相手なら一般人にも勝てないがな」

アーチャーの説明に思わずガバっと顔を上げるユリウス。

「そう、男相手なら無敵、それが阿部クオリティなのだ!!」
「嬉しい事言ってくれるじゃないの」

何故か力いっぱい力説するアーチャー。

「しかし、私は貴様に対して負けるわけにはいかんのでね!!」

…もしかしてアーチャーも掘られた事があるんじゃ…。

「マスター…言わないでくれ…」

アーチャーがものすごく落ち込んだ顔で呟いた。










7回戦1日目

「ユリウスめ、迷いでたか!!」
「でも、そうならアサシンも蘇ったんじゃ…」
「…考えないようにしてたのに言わないでくれ、マスター」


「ぐああああああっ!!!」
「バーサーカー化か…こうなってしまっては…」

ユリウスのサーヴァントは正気を失ってた。

「こうなれば餌食になる心配はあるまい。
下がってろ、マスター!」

アーチャーからの台詞に頼もしさを覚えたのもつかの間、

阿部さんは突如理性を取り戻し。

「この俺は12回イカセナイト倒せないぜ!?」
「またかああああああぁぁぁあぁぁぁぁっ!!!」

結局対決は命のストックを持っていた阿部さんの粘り勝ち。

「マスター、すまない…」
「アーチャー!!」

倒れてしまったアーチャーに、僕は絶望する。

と、阿部さんがにじり寄ってきた。

「それじゃ、とことん悦ばせてやるからな」



アッーーーーーーーーー!!!!!





デッドエンド




~あとがき~

やってしまったが、後悔はしてない。



[24048] いい男を超えた男
Name: 星の弓◆ecc39788 ID:da023e67
Date: 2011/06/08 20:43
その日、柳洞一成は自分の心臓の高鳴りを抑えきれずにいた。

衛宮の事を考えるだけで胸が熱くなる。

きっかけは最近新しく学校の用務員になった阿部高和だった。

(阿部さんは当初一成もターゲットにしていたが、阿部さんの魔眼はおろか、固有結界にもかからなかったため、阿部さんの頭を悩ませている)

しかし、一成には気に入らない点があった。

最近衛宮と一緒にいるようになった遠坂凛だ。

しかも聞くところによれば、一つ屋根の下で一緒に暮らしているという。

「女狐に衛宮を取られるくらいならば…」

凛に対抗心を燃やしていた一成だった。





柳同寺に一人の来客が来た。

「阿部高和?」
「キャスターに聞きたい事があってな」
「いつもならアサシンや宗一郎様を狙うのに、真っ先に私のところに来るなんて…」

キャスターは驚きつつも、阿部さんに何の用か話せと促す。

「一成という少年なんだが、何故かあいつだけ俺についてこないんだよね」
「英雄王ですら引っかかったのに?」

キャスターはそこまで考えてさらに思考する。

そう言えば、自分が家事をするときに何かにつけてセイバーのマスターである衛宮士郎と言う少年を引き合いに出してくる。

「俺が思うに一成の士郎への愛が強すぎると思うんだけど」
「…否定する材料がないのが怖いわね」

キャスターはらしくもなく眉間に指を当てて顔を顰めていた。

「そこまで言うなら実験してみましょうか?」
「実験?」

立ち直ったキャスターが阿部さんにある提案をする。

「一成君の意思…、自分の気持ちに嘘をつけなくする程度にいじるのよ」

それで、士郎への気持ちが本物かどうかを測るところから始めるのだ。






その日、キャスターに呼び出されたはずの一成だったが、その時の記憶があまりない。

そうだ、明日衛宮に告白しよう!!と意気込んでしまった。




~その日、一成が見た夢は~


「お手洗いに行かねば」

一成は学校帰りに自分の住まいである柳同寺に向かう途中、公園のトイレで用を足そうと走っていた。

その時、

「一成」

と、聞きなれた学友の声が。

赤銅色の髪の毛に金色の鷹のような瞳。

そして水色のツナギを着た衛宮士郎が公園のベンチに座っていた。

その姿にときめいてしまう一成。

ウホッ!いい衛宮!

すると衛宮はいきなりツナギのホックを外し始めたのだ!!

「やらないか」






~現実に戻り~

「何か貴方の術、中途半端に効いているわね」
「まさか俺の固有結界と同じ夢を見るとは…、これは明日が楽しみだ」



翌日、衛宮士郎は凛に呼び出され、いつものように昼食を共にしようとした。



「待て、遠坂」

一成が待ったをかけた。

「何?」

凛は不機嫌そうにしながらも聞き返す。

「衛宮はお前に渡さない…、衛宮は俺のモノだ」

その台詞を聞いた瞬間、周りの空気が死んだ。

「貴様に取られるくらいなら、衛宮を殺して俺も死ぬうううううううぅぅぅぅぅぅぅっ!!!!!!」
「い、一成ッ!!?」

士郎が慌てて一成を止めようとするが時既に遅し。

一成が士郎を掴んでガラス窓を突き破り、校舎から飛び降りたのだ!!

「士郎!!」

動揺しすぎた凛は、2人を助けようとするが、間に合わない。

と、士郎と一成は地面に激突する瞬間、一瞬だけ宙に浮き、そして落ちた。

こんなアホなことで死人を出すわけにはいかないと影から見ていたキャスター(と阿部さん)が咄嗟に助けたのだった。

魔女たる自分が人助けなどと思ったが、一成を実験台にしたのは自分だ。

このまま2人が死んだらアホすぎる。

この一成の行動にはさすがの阿部さんも驚いていた。

「とりあえず一成君の記憶は消しておかないと…」

キャスターは思った。

こんなガチムチな展開より美少女を着せ替え人形にした方がずっと楽しいと。

阿部さんは一成の士郎への純愛(狂愛とも言う)に思った。

「ああ、そして、俺の敗北だ」

この時、どこぞの赤い弓兵が盛大なクシャミをしていた。




~あとがき~

久々の更新なのに短くてスイマセン


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