暴力団員の利用を禁じたゴルフ場で、組員であることを隠してプレーしたとして、愛知県警は9日、指定暴力団山口組弘道会ナンバー2の若頭、竹内照明(51)と風俗店グループ実質経営者、佐藤義徳(53)の両被告=別々の詐欺罪で起訴=を詐欺容疑で再逮捕した。
再逮捕容疑は10年10月、佐藤容疑者が会員権を持つ長野県のゴルフ場で、竹内容疑者が組員であることを隠しプレーしたとしている。
また、暴力団員との交友関係を隠してゴルフ会員権をだまし取ったとして、佐藤容疑者と側近の会社役員、前田哲志容疑者(48)を別の詐欺容疑で逮捕。県警によると3人はどの容疑も、否認したり黙秘したりしているという。
毎日新聞 2011年6月9日 21時01分