浜岡停止でCO2が22%増 11年度、中部電が試算中部電力は8日、浜岡原発(静岡県御前崎市)の停止で不足する電力を液化天然ガス(LNG)による火力発電で補うと、2011年度の二酸化炭素(CO2)排出量が当初計画から約22%増加し約6600万トンになるとの試算を明らかにした。 排出量は1990年度以降で最多となる見通し。増加分は一般家庭238万世帯の年間排出量に相当する。 中部電は京都議定書に基づき、08~12年度のCO2排出量を90年度比で平均20%削減する目標に取り組んでいるが、「経営状況が厳しくなる中、目標達成は非常に難しい状況」とみている。 【共同通信】
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