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2011年03月15日
資生堂、シャンプー・リンス等の生産を担う久喜工場で水漏れが発生、在庫は無事で商品供給への支障はなし
資生堂は3月14日、東北地方太平洋沖地震の被災状況および節電への取り組みについて発表した。
人的被害については、3月13日(日)現在、社員の被害報告はないが、一部社員の安否を確認中だという。また、一部の社屋でひび、亀裂等の不具合が認められているとのこと。
生産関係については、シャンプー、リンス等の生産を担う久喜工場(埼玉県久喜市)において、精査したところ、内部配管のずれやスプリンクラーの誤作動による資材の水漏れが判明した。これらの修理、点検、片付け等のため、2週間程度の操業停止を決定したという。ただし、保管している久喜工場生産品の在庫は無事であったため、商品供給への支障は当面ないものと認識だという(交通インフラの混乱による物流上の遅延は除く)。その他の国内工場(鎌倉工場、掛川工場、大阪工場)の被害は認められなかった。
節電への取り組みとしては、各工場での生産計画の組み直しの他、東京電力管内地域以外の工場への生産シフトを検討するとのこと。汐留オフィス、国内全事業所においても可能な限り節電への協力を要請するとしている。まず、照明は、昼休み時間の一斉消灯、および早期退社の励行するとのこと。必要な照明のみ点灯、不要な照明は消灯するという(オフィス内、会議室、廊下、トイレ等)。
待機電力の削減として、使用していない機器のコンセントを抜くことを徹底するという。空調は、暖房使用を抑制するため、室内温を15℃に設定し、稼働時間を就業時間帯に限定するとのこと。集中時間帯以外は、稼動エレベーター数を制限するとしている。広告塔、看板の点灯も中止する。以上に加え、社員に対し、オフィスはもとより、自宅も含めた電力消費の削減を強く呼びかけていく考えだ。
資生堂=http://www.shiseido.co.jp/
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