熱中症対策に「高温注意情報」 猛暑日の前日、7月から猛暑が続いた昨年の夏=大阪市中央区 今夏、節電で冷房が控えられ熱中症になる危険性が高まっているとして、気象庁が気温35度以上の「猛暑日」が見込まれる前日に注意を呼び掛ける「高温注意情報」を新たに設けることが9日、分かった。7月上旬にも発表を始める。 福島原発事故に伴う電力不足で、一般家庭でも節電を迫られる可能性が高いことから、同庁はきめ細かい情報提供が必要と判断した。 計画では、注意情報は原則として翌日に気温35度以上が見込まれる都府県単位で発表。「エアコンを控えすぎず無理のない節電を」「昼前から夕方にかけて水分や塩分を補給」などと注意を呼び掛ける。 【共同通信】
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