防衛省は9日、中国海軍のフリゲート艦3隻が同日午前、沖縄本島と宮古島の間の公海上を東シナ海から太平洋に向けて通過したと発表した。8日にも同じ海域で8隻が航行しており、計11隻の中国艦艇が2日間で沖縄近海を通過したのは過去最大規模という。
中国艦艇は今後、太平洋で訓練を行うとみられ、海上自衛隊は警戒監視を強めている。
防衛省によると、海自のP3C哨戒機が9日午前9時ごろ、沖縄県宮古島の北東約100キロの海域を時速約30キロで通過する3隻を確認した。公海上の航行のため、国際法上の問題はない。
(2011/06/09 16:52)
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