[2011.06.09]
特定サービス産業動態統計4月分・パチンコの売上高が対前年比21カ月連続の減少
経済産業省は、特定サービス産業動態統計調査の2011年4月分を8日付で速報値として公表した。
対個人サービス業(趣味・娯楽関連)のうち「パチンコホール」の売上高は694億3700万円、前年同月比ではマイナス9.3%となっていた。対前年同月比では21カ月の連続で売上高がマイナスとなった。1事業所あたりの売上高では同マイナス9.0%、設置台1台あたりの売上高では同マイナス10.5%。遊技機の設置台数では同プラス1.4%、事業所数は同マイナス0.3%であった。店舗の大型化は進行しているものの、遊技機1台あたりの売上が大きく落ち込んだままだ。
趣味・娯楽関連業種については、3月に引きつづき分類の7業種すべてがマイナスとなった。3月と同様に「遊園地・テーマパーク」の減少幅がもっとも大きい。