沢　５大会連続Ｗ杯出場

　日本サッカー協会は８日、今月２６日に開幕する女子ワールドカップ（Ｗ杯）ドイツ大会に出場するなでしこジャパン（日本女子代表）２１人を発表した。

　５大会連続出場のＭＦ沢穂希（ＩＮＡＣ神戸）や今季ドイツ１部リーグ優勝を経験したＦＷ永里優季（ポツダム）らが選ばれた。日本は１次リーグでニュージーランド、メキシコ、イングランドと対戦する。

　佐々木監督は、ベスト４入りを目標に掲げてきた２００８年北京五輪が４位だったことを受け、今回の目標は優勝と宣言。「北京の後に沢が言っていた。チャンピオンを目標にしている上位との差はそこだと。だからわれわれは３年前から頂点を目指して活動してきた」と説明。会見した沢は「集大成にしたい。メダルを取れるメンバーがそろっているので頑張りたい」と話し、永里は自信満々に「もちろん優勝を目指す」と宣言した。

　現地視察予定の日本サッカー協会小倉純二会長は「ドイツと言えば２００６年Ｗ杯が（日本代表が１次リーグ敗退で）極めて残念な結果だったので、リベンジを果たしてもらいたい」。来日中のジョーンズ大会組織委員長も「優勝候補は日本」と活躍を期待した。